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「子どもや部下から、何のために仕事をするの?なぜ働かないといけないの?と問われたら何と答える?」

こんにちは!個性型リーダーシップ開発トレーナーの脇坂です。

今日のテーマは「子どもや部下から、何のために仕事をするの?なぜ働かないといけないの?と問われたら何と答える?」です!

長いテーマですいません!


「仕事観・職業観・労働観」とは何か?


でも、もしそのような問いをされたら、どうですか?
この問いに関する自分の意見や考えを「仕事観・職業観・労働観」と言います。
「観」とは、目に見えないものを観るという意味です。

例えば、この問いに
「お金を稼ぐため」「生活の為」「ぜいたくな暮らしをするため」「給料を上げるため、出世の為」と答えるのと、
「うちの会社は、こんな風に地域やお客様に喜んでもらってるんだよ」「この商品やサービスを通して、こんな世の中にするための貢献をしているんだよ!」「この仕事は、こんなにやりがいがあってオモシロいんだよ!」と答えるのとでは、どんな違いを感じますか?

2種類のモチベーション


前者を「外発的モチベーション」後者を「内発的モチベーション」と言います。
「外発的モチベーション」とは、報酬や評価の為に働く。褒められる。承認される。逆に叱られる。ペナルティがあるから頑張る。金銭的報酬や物質的報酬です。

例えば、業績優先で成長拡大する企業が、成果主義が行き過ぎて、目標未達での懲罰や不正問題等のケースがありますよね。また、離職率が高いということもあります。

「内発的モチベーション」とは、好きだから頑張る!楽しいから頑張る!成長のために、誰かのために頑張る!探求心や好奇心、新たな挑戦などの精神的に動機づけられる要因です。

伝統的な企業や長寿企業には、この傾向が多いように思います。
急激な成長は、なくても年々着実に成長する傾向があります。ただ、課題は時間を要するという点です。


最近の例で言うと、企業ではありませんが、メジャーリーガーの大谷翔平選手を見ていると内発的モチベーションが高いなあ~と感じます。

とにかく、野球が好き、上手くなりたい!という気持ちが伝わってくるんです。

遠征に行っても、外食はせずトレーニングや睡眠に時間を使う。食事さえもトレーニングの一環だとか。子どもの頃から、野球が上手くなりたい!プロ野球選手にメジャーリーガーになりたいという夢に向かって、多くの時間を投資してきた。

将棋の藤井聡太さんも、同じですよね。
ここが凄いと思うんです。

結果、素晴らしい成果を上げて、素晴らしい社会的評価や収入が手に入るんです!

「外発的モチベーション」とは、不平不満の減少には効果的だが持続性が弱い。
例えば、給料が上がった!昇進できた!嬉しい!
でも、3カ月もすると「この程度ではなあ・・・全然足りないあ・・・」とか、上司の前では、ガンバるが目を離すとサボってしまう・・・

一方「内発的モチベーション」は、満足度向上になり持続性が高い。
ただし、モチベーションの源泉が、人によって違うので、その点が課題。
自分たちの仕事の意味や価値を感じると、自発的に行動するようになります!

憧れのリーダーになろう


自分の仕事に惚れる!自分の仕事に熱くなれる!仕事が楽しい!という考えで働けることが、心の底から真の幸せを実感できると思うのです。
子どもたちが、イキイキと楽しそうに喜んで仕事をしている大人たちの姿を見せることで「自分も早く大人になって仕事がしたい!」「早く働きたい!」と感じると思うんです。

まさに、大谷翔平選手を見て、プロ野球選手になりたい子どもが増えているそうです!!

「仕事観・職業観・労働観」を確立して、子供たちや部下から、あなたの姿を見て「早くあんな人みたいになりたい!」と憧れられるリーダーを目指しましょう!

では、また!


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