見出し画像

時間の探求:本当に欲しいものを見極める

時間を手に入れることが、多くの人にとって常に欲求される課題です。しかし、それは単に時間を増やすことだけではなく、本当に欲しいものを見極めることが不可欠です。僕も以前、「やれること」を増やせば時間ができると考えていました。しかし、その結果として「やること」が増え、むしろ忙しさが増すばかりでした。

時間を得るためには、次元を変える必要があります。つまり、時間そのものにとらわれるのではなく、「何が欲しいのか」という根本的な問いに向き合うことです。時間を得ることは手段であり、それがどういった目的に繋がるのか、その本質を見極めることが重要です。

私にとって、時間を得ることの本質は、「心の平安、安らぎ、自由、安心、居場所、自分が自分であること」という価値でした。本当の目的が明確になると、単に時間を作ることではなく、なぜ次から次に予定を入れるのか、その行動の根源に気付くことができました。

以前は、不安や恐れから逃れるために予定を埋め、行動していました。しかし、その行動は一時的な安堵感や達成感をもたらすものの、結果的には不安や恐れを強めることにつながりました。行動の根源にある意識が同じであれば、新たな結果も同様のものになるのです。

したがって、不満や不安、恐れに対処するための対策は、本当に欲しいものとは異なります。本当に欲しいものを見極め、それに向かって行動することで、全く違う現実を創造することができます。自己改革や現状打破のための努力も同じです。それは単なる不満解消ではなく、本質的な望みを叶えるための行動であるべきです。

よろしければサポートお願いします。励みにしたいと思います。