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師走も休まず夢十夜

第一夜

自動販売機と格闘している。ギフトの自動販売機らしい。お歳暮を送ろうとするが、操作がうまくいかずに焦る。次の客がやってきては、急かすような表情をするので、ますます焦る。我慢できなくなった女性客が、僕に構わずコインを投入する。缶ジュースが出てきて、それを手にすると女性は、舌打ちしながら持ち去る…という夢

第二夜

教室のような所に人が密集している。何かのワークショップらしい。講師と思しき胡散臭いおじさんがラジカセのスイッチを入れると、大音声で軍歌が鳴り響く。「さあ、みなさん、買い物に行きましょう」おじさんが、軍歌に負けない大音声で叫ぶ。一種の霊感商法か?…という夢

第三夜

旅館に宿泊して、朝目が覚めると、坊主頭で髭面の男が僕の畳んだ衣類の上に座っている。どいてくださいと抗議するが、知らんぷりをしている。まるで聞こえていないみたいだ。傍にもう一人男がいて、耳の中から何か取り出して言う。「こいつもこのイアホンしてるんですよ。聞こえっこありません」という夢

第四夜

STAP細胞はあります…という夢を結構よく見たりする。発言者は小保方さんとは限らない。今夜のヒロインはウブカタさんと名乗っていた。

第五夜

新垣結衣さんにそっくりの女性(もしかしたら本人)が、日の出と共に結婚を発表するという。噂では僕がお相手らしい。教室のような所で着席していると、隣の席に新垣そっくりさんがやってくる。上る太陽が窓から見える。隣を見ると、彼女が微笑んでいるが、残念ながら、そこで夢から覚めてしまった…

第六夜

自分は実はソラムシ(空虫?)だったと知る。羽はないのだが、風に乗って空を動き回る。雲を食べて生きている。水に弱く、当たると蕁麻疹が出るので、雨は避けなければならない…という夢

第七夜

ホーミー法が施行されることになった。3週間ほどの間に、ホーミーをマスターしなければならない。日常の会話もホーミーで話さなければ、国籍を剥奪されるからだ。ホーミーで喋ろうと必死に練習するが、どうしてもうまくいかない…という夢

第八夜

「やっぱり死ぬことにしたよ」と知り合いの女性に宣言すると、「ああ、そう」とそっけない。同意でも反対でもない感じ。「だったらこの子も連れてって」と巨大なクマムシを押し付けてくる。「こいつは死なないんじゃない?」と確認すると、「本人の希望だから」というので、クマムシを背負って旅立つ…という夢

第九夜

高校生の時、付き合っていた彼女と全く同じ夢を見たことがある。それも一度ならず…。運命の人かと思ったりもしたが、その後別れてからは何の関わりもない。もしかしたら、しかし、この先に何かあるかのもしれないが…

第十夜

床屋に行く。大病院の待合室みたいな広い場所で大勢が順番を待っている。混んでいるので帰ろうとしたら、名前を呼ばれる。特別待遇なら嫌だなと思う。個室の中に入ると真鍋かをりさんに似たスタッフがいて、「短くしますか?長くしますか?」と訊く。「長く」と答えると不満そうな顔で、お母さんに交代…という夢

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