扇情香水体の夢十夜
第一夜
夢の中で線状降水帯を扇情降水体と書いていた。せめて扇情香水体にしてほしかった…
第二夜
なぜか女性アイドルとして、セント・フォースにスカウトされた。NHKに派遣されて、天気予報を担当するが、とちりまくって、番組の責任者に激怒される。見ればそいつは、NHKに就職した大学の同期生だった。見限られて、着ぐるみを着せられ、カマキリになる…という変にディテールが具体的な夢を見た…
第三夜
自分がどういう業務をしているのかはわからないが、とにかくスタッフの女性たちのために、特注のランチ弁当を取りに行こうとしている。ところが、交通事故に遭ったり、変な奴に絡まれたり、毒蛇に咬まれたりで、なかなか目的の店に辿り着けない。このままではお昼になってしまう…というところで、やっと辿り着いたら、夢から覚めた…
第四夜
知人女性に招かれて、何やら老舗っぽい料亭で接待を受ける。若い純朴そうな仲居さんが、お盆を運んでくる。小さな丸い粒がふたつ乗った丸皿とタレの入った角皿。粒を箸で摘んでタレをつけようとして、タレをひっくり返してしまう。こぼれたタレにつけようとするのを悲しげに見つめる仲井さん…という夢
第五夜
いつの間にかセルジュ・ゲンスブールになっていた。歩くだけで、老若を問わず様々なタイプの女性がくっついてくる。残念ながらジェーン・バーキンはいない。俺ってゴキブリホイホイみたいだな…と少しいい気になっていると、寄ってくる女性がみんな巨大なゴキブリであることに気がつく…という夢
第六夜
平塚にやってきた。帰る前に駅前の書店に立ち寄ろうとするが、なぜかなかなか辿り着けない。脇道や地下道などを通ってやっと辿り着く。店を出た時、靴を履いていないことに気がつく。どこで失くしたのだろう。元来た道を逆に辿って探し回るが見つからない。困っていたら、宇多田ヒカルさんにサンダルをもらうという夢
第七夜
ジーンズショップでレジを待っている。前のおばあちゃんがなんだかんだ無駄話して、なかなか終わらない。やっと僕の番になる。「ジーンズ履いて、でんぐり返ししませんか?みんなやるんですよ。それを動画に撮るんです。かっこいいですよ」レジのお姉さんに提案されたが、恥ずかしいので断る…という夢
第八夜
曲はわからないが、細野晴臣さんの歌を路上に座り込んで、ラジカセで聴いている。通りがかりの労務者風のおじさんが寄ってくる。何も言わずに勝手にラジカセのボリュームを上げ、隣に座って、嬉しそうに耳を傾ける。僕は黙ってそれを見ている…というサウンドが引き立つ夢
第九夜
詰襟の学ラン姿で、新しい学校のリーダーズと組体操をしている。ピラミッドを作ろうとするが、僕の位置がなかなか決まらない。仕方がないので、逆立ち歩きしながら、ボーカルをやれと、リーダーに命じられる。逆立ちはできたが、歌うのが難しくて四苦八苦…という夢
第十夜
夢の中の主役を演じるためのリハーサルを繰り返すが、なかなか監督のOKが出なくて四苦八苦。段々眠くなる。本番は近い。焦れば焦るほど、しかし、演技は空回りする…というメタな夢から目が覚めた…
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