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初夢まじりの夢十夜

第一夜

長髪の男性がこちらに背を向け、大の字になって佇んでいる。前に回って顔を見たら、山下達郎さんだった。気がつくと、同じような後ろ姿が、数えきれないほど僕の周りに立っている。これがみんな達郎さんなのかと思うと、なんだか怖くなった…という夢を見たのは、クリスマスが近いからだろうか…

第二夜

夢の扉をよく見る。夢に出てきて、その扉を開けると夢から覚めるのだ。覚めるはずなのだが、開けても十中八九まだ夢の中だ…

第三夜

ボリュームのある草が苔のように密生している。そのどこかにスマホを置き忘れて探し回るが、見つからない。代わりに目につくのは、毬藻ばかりだ。探し続けていると、ヒヨコの巣があった。ニワトリの巣ではなく、ヒヨコの巣だ。小さなヒヨコが数羽塊になっていて、大きなヒヨコは親らしい…という夢

第四夜

初夢を見たのだが、あまりにも膨大で長大過ぎて、説明はできない。富士も鷹も確かに出てきたのだが、茄子はどうだったか自信がない…

第五夜

NTTから電話があった。その電話はロシアに乗っ取られたという。傍でラジカセが突然、大音響で叫び始める。ロシア語だろうか…理解できない言葉だ。慌ててスイッチを切るが、すぐにまた叫び始める…という夢

第六夜

家に帰ると窓ガラス越しに、隣の部屋が見える。テレビがついたままになっている。つけたまま出かけた記憶はないから、勝手についたのかもしれない。消そうと思うが、隣の部屋に行くには、窓ガラスを割る以外にない…という夢

第七夜

部屋に籠っていると、不意に外が暗くなる。暗くなったかと思うとすぐ明るくなり、それが繰り返された後、ゴォーっと耳を劈く轟音。凄まじい豪雨が横殴り…というよりも、水平に疾走していた。魘されて夢から覚めると、汗びっしょり…

第八夜

なぜか本田翼さん(もしくは本田さんに酷似した女性)に振り回されまくる夢を見た。夢の中の設定によると彼女は、会社の上司のようでもあれば、学校の先輩のようでもある。とにかく僕は、全力でパシリを務めているのだが、それといった見返りも無い。それでも嬉々として励んでいる…

第九夜

たまたま立ち寄った事務所で、これ直していただけますかと若いキュートな女性に頼まれる。何がどう悪いのかわからないが直せそうな気がする。ただそれには、特殊な道具が必要で、まずそれを手作りしなければならない。苦心惨憺して作り、直す。大いに感謝され、うちの会社に来ないかと強く誘われる夢…

第十夜

石垣を攀じ登って越えると喫茶店のような所に出る。有名無名既知未知のミュージシャンらが席に着いている。不意に彼らは立ち上がり、店の前方のスペースに横並びになる。代表者と思しき男が言う、「質問をひとつ用意してください。我々の誰に対する質問でも構いません」。考えるが思いつかない…という夢

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