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夢で世界平和を祈る十夜

第一夜

最近夢の密度がますます濃くなってきている。ストレスは僕の場合、夢を圧縮することが体験的にわかっている。見える見えないを問わず、僕は今、相当なストレスに晒されているのだろう…

第二夜

誕生日のプレゼントに「住所ペン」をもらった。スマホで住所を入力しておくと、一瞬にして住所を書くことができるというペン。既に書いてある別の住所にペン先が触れただけで、入力してある住所に書き変わるという機能もある。そんなペン欲しいとは思わないのだが、変な夢だったなあ…

第三夜

観光ホテルの宴会場みたいなところでソーシャルディスタンスを保ちつつ、北山修さんといっしょにマイクを握っている。フォークルの前に僕と北山さんでバンドをやっていたらしい。その当時の歌を披露しようというのだが、僕も北山さんも記憶がおぼつかなくて、まともに歌えない…というソース不明の夢

第四夜

今は亡き叔父が再婚する。(事実には反するのだが)前妻とは死別したという。披露宴で叔父が、バイオリンで朗々とドイツ語の歌を弾き語りしていると、本人のスマホに電話がかかってきて、演奏を中断。どうやら女性からのようだ。焦りまくったり、声を荒げたり、何やら揉めている。修羅場の予感…という夢

第五夜

恋人が「象皮病」になった。顔は元のままだったが、手足が象の手足のように膨れ上がっている。「こんなになっちゃっても、愛してくれるの? 今までと同じ気持ちで、わたしに接することできる?」彼女に問詰され、「もちろんだよ」と答えながらも、本当のところは自信がない…というシビアでシリアスな夢

第六夜

大事なプレゼントを持って、役所の受付みたいなところへ行く。窓口に江藤愛さんがいる。徐ろにプレゼントを渡すと、にこっとして、「ありがとう」とすんなり受け取ってくれる。プレゼントは面白いパッケージのタバコのようだ。上司が出てきて、「これは受け取れません」と慇懃無礼に突き返す…という夢

第七夜

病院の待合室みたいな所で順番を待っている。どうやら「死」の順番待ちらしい。やっと呼ばれる。全自動の車椅子に乗せられて開いた扉の中へ。心身両面の様々な検査や測定を受けるが、閻魔様は影も形もなく、万事全自動で進んで行く。予想と違って、なんだか物足りない…という夢

第八夜

なぜか警視総監に抜擢された。大きな部屋で大勢の職員を前に就任の挨拶をしている。こういう仕事もこういうポストもこういう挨拶も、死ぬほど苦手なのに、もっともらしい名言が次々に口から溢れ出てくる。多分輪番制だから、しばしの辛抱だと自分に言い聞かせる…というソースを辿れない夢

第九夜

ヨナ抜きで曲を作っている。なぜかわからないけどヨナ抜きじゃないとダメらしい。うん、いい曲ができた。目の前のピアノで弾いてみる。ピンクのおもちゃのピアノだ。ピンポンパンパンポロロン…何度弾いても、FとBが抜けずに発音されてしまう…というイラつく夢

第十夜

ゴキブリのようにも見えるが猿のようにも見える。小指の先くらいの小さな生き物が、寄って集って僕を作っていた。僕は巨大なロボットか構築物のような存在らしい。冷たく広がる鉄板の上に、仰向けに横たわっているのだ。生き物たちのちゃらけた無駄話が耳につく…という夢

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