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十夜を重ねりゃ何夜になるやら夢十夜

第一夜

首から上以外の全身を、色も形も大きさもまちまちの葉っぱで覆った女性がいる。葉を一枚剥がして僕に差し出す。楓の形をした黄色い葉だ。「僕に下さるんですか?」「違いますよ!ちゃんとやってください」叱られて驚き、足下を見ると、葉がいっぱい落ちている。それを元に戻すよう言われる…という夢

第二夜

「しんしんと雪の降る浜辺を鯰の君と歩く」という映画を、セットで撮影している。自分は特撮監督なのだが、なかなか思うように行かない。セットを作り直そうとすると、チェーンソーを携えた女性たちの集団がすっ飛んで来て邪魔をする…という夢

第三夜

なぜだかわからないが、中居正広氏にワクチンを接種してもらう夢を見た。「中居さん、大丈夫なんですか?」「大丈夫ですよ、得意ですから」「経験はあるんですか?」「ないけど、大丈夫ですよ。はい、終わりました」本当に大丈夫かな…?

第四夜

オクラホマミキサーを踊っている。次々にパートナーが替わっていくのだが、女性が足りないらしく、途中から男ばかりになる。気がつくとパートナーが僕自身になっている。替わっても替わっても、僕ばかりだ…という夢

第五夜

自動販売機がある。お金を入れると生きた人間が出てくる。ところが故障しているらしく、硬貨を入れても何も出てこない。返却口から出てくるのは外貨や模造貨ばかりだ。何とか直そうとして、叩いたり蹴ったりもしてみるが、思わしい成果は得られない。僕の後ろには長い行列ができていて焦る…という夢

第六夜

木々も建物も無い荒廃した場所を歩いている。ステージ衣装の川本真琴さんが空を見上げている。僕に気がつくと、会釈をして、「来てくれる?」と一言。いつの間にか僕はギターを携えている。「うちのバンドでやってほしい」と川本さんに誘われるが、弾く自信は全くないので、固まってしまう…という夢

第七夜

ピンクのパーカーを纏ったっ集団が、ワクチン反対を叫びながら練り歩いている。僕の目の前まで迫ってくるなり、いきなりパーカーを次々に脱ぎ捨てる。パーカーの下は全員Tシャツ姿で、前面に大きくリアルに僕の顔がプリントしてある…という恐ろしい悪夢

第八夜

誰かが足にぶつかって来た。「すまん」くりくり坊主の少年だが、口調がおっさんぽい。「わしはホクサイだ」「ホクサイって、もしかして葛飾北斎さんですか?」「そうだ、わしは永遠の少年なのだ。顔に何か描いてやろうか?」「はあ、お願いします」北斎少年は彫刻刀で僕の顔を彫り始める…という夢

第九夜

三輪車を全力で漕ぎながら尾崎豊の「十五の夜」を熱唱している夢を見た。盗んだ三輪車で走り出す本人の年齢は不明…

第十夜

そう言えば昨夜は、羽生結弦さんと肩を組んで森を歩きながら、馬鹿話をしている夢も見たなあ…

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