初秋の夜の夢十夜
第一夜
壮大なミュージカルが間もなく開演する。主役は女性で既に決まっている模様だが、相手役の男は未定らしい。なぜか僕もその候補になっている。相手役の条件は、踊れることと裸体を晒すこと。どちらも全く自信がないので逃げ回るが、刻一刻僕の選ばれる可能性が高まっている…という妙にリアルな夢
第二夜
椅子になって次から次へ人に乗っかられるという夢に魘されて目を覚ましたら、きょうは乱歩の日だった…(7月28日の夢)
第三夜
1階に降りると、玄関フロアで工事をやっている。床に穴を開けて、掘り起こしたりもしていて、かなりの大工事だ。仕方なくエレベーターで戻ろうとすると、「点検中」の貼り紙が…。やむなく非常階段を登って帰ろうとしたら、上から巡礼の行列が降りてくる。長い長い果てしない行列だ…という夢
第四夜
「腰振る街角」という不本意なタイトルを押し付けられて、フラダンスの映画をワンカットで撮るように命じられた。依頼主は某大手広告代理店の闇のドンだという。期限が迫る中、まずダンサー探しから始めるが、集まるのは犬や猫やハクビシンやミーアキャットやカピバラばかりという夢
第五夜
陶芸家の老夫妻に説教されている。奥さんは右側から、早口で語る。旦那は左側から、ダミ声を張り上げる。同時に双方勝手気ままに話すので、両方を聞き取るのは大変だ。僕は聖徳太子ではないんだから…という夢
第六夜
なぜか永野芽郁さんとママゴトみたいな新婚生活をしている夢を見た。特に彼女のファンというわけではないし、最近テレビ等で目にした記憶もないのに、どうしてだろう。夢の中の僕は、神経質なくらい、あれこれ彼女に気を遣っている。彼女はちょっとSっぽく、僕の方はMっぽい雰囲気でもあった…
第七夜
荒廃した岩山の上にある映画館で、何やら後味の良くない映画を見た。ライブの時間が迫っているので、必死で岩場を降りる。川本真琴さんと誰かのツーマンらしい。なんとかライブに向かう行列に追いつく。みんなで「ほねほねろっく」を踊りながら進んで行く…という夢
第八夜
熱帯夜が続いているせいか、最近また疲れる夢ばかり見る。壮大で濃密で、小栗虫太郎の『黒死館殺人事件』と『人外魔境』を合わせて一気読みするみたいな夢ばかりだ…
第九夜
「パイステストをします。パイスと言ってみてください。スを長く伸ばして」白衣の老女医さんに促されて、僕は「パイス~~~」と叫ぶ。目の前のモニターのソナグラフを見ながら、女医さんがあれこれ分析してみせる。よくわからないが、何やら危険な兆候があるらしい…という夢
第十夜
会社のような、学校のような所から帰宅しようとすると、高畑充希さんに「一緒に帰ろう」と声をかけられる。久しぶりのことで、ちょっと嬉しいのだが、何を話したら良いのかわからない。以前大喜利みたいに、ネタの応酬をした記憶があるので、面白いことを必死で考えるが、空振りばかり…という夢
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