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2019年の目標とふりかえり

僕の昨年の目標は、「好きなことを、好きなだけやる」だった。
毎日毎日、この目標に照らし合わせて判断してきたつもりだったのだけど、どうだっただろうか。
昨年の振り返りを記録しておこうと思う。

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僕と現実社会の間にどうやって折り合いをつけるかが難しいと感じる一年だった。

好きなことを選んでやるのは、そんなに難しいことじゃなかった。
だって、好きなことは面白いことだし、心地の良い行為だから。
お金か時間か、またその両方を使えば基本的には好きな時間を味わうことができる。

だけど、嫌いなことをやらないというのは難しい。
会社に入ると、嫌いなことでも、得意じゃないことでも、手をつけなきゃいけなくなってくる。

人生の主導権が、結構簡単に僕の手を離れてしまう。そして、主導権を手放しても、誰も助けてくれない。当たり前のことかもしれないけれど、主導権を手放した責任を負うのは僕自身だった。

例えば、仕事で徹夜をして、何日もがんばった期間があった。そのあと1ヶ月くらい風邪を長引かせてしまっている。もちろんやらなくちゃいけない時は頑張るんだけど、自分の人生というか命というか。そういう根源的なものを削って、仕事をしているんだということを忘れちゃいけないなと思った。

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苦しい時期もあったけど、総じては幸せな毎日だったと思う。
そんな自分を振り返って、客観視してみると、いろいろ感じ取っていたことがあった。

たくさんの人と関わって、やっぱり僕は人のことを信じまくってるなと思った。話せばわかると思ってるし、みんなでやれば楽しいと思ってるし、根源的に悪い人はいないんだなと思ってる。というか、信じている。
だから、僕から見える世界は、いつも明るく幸せな天国みたいな世界だった。

もちろん、外から見たら裏切られたと思うこともあるんだろうけど、でも、その人にはその人の理由があって僕が裏切られたように見えるんだと思う。それはそれでしかたない。
現実社会でうまく折り合いをつけて生きていくのはそれくらい厳しいことなんだよね。

仕事では返しきれないくらい恩を受けて、どうすればいいのかと本気で悩んだ時期もあった。もらい過ぎてしまうと、自分が依存しているように感じてしまって、人との距離感が分からなくなってしまう。
いまも、もらいすぎていないかと、時々怖くなることがある。

だから返せるものからていねいに返していこうと思う。
量的には絶対返しきれないんだけど、僕の持っているものは全部本気で返していこうと思う。

誰かを楽にして、自分も楽になれる文章。いつか誰かが呼んでくれるその日のために、書き続けています。 サポートするのは簡単なことではありませんが、共感していただけましたら幸いです。