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岩波ブックレットにハマる

最近ハマってる本のシリーズがある。
それが「岩波ブックレット」というシリーズである。

このnoteにおいても、以下の5冊の書評を掲載しているが、どれも良書である。

隣人のあなた
誰のための排除アート?
HSPブームの功罪を問う
いじめ加害者にどう対応する?
保育園は誰のもの

このシリーズ、かなりオススメである。
オススメする1番の理由はどれもテーマがかなり攻めた内容である点だ。
どれも、「みんななんとなくは聞いたことあるけど、テレビなどで大きく取り上げられる機会が少ないもの」もしくは「かつて大きく取り上げられたが未だ問題は続いているのに忘れられてしまったもの」や「なんとなく聞いたことあるけど、世の中の人がそこまで興味を示していないもの」などがテーマになっている。
言ってみれば、マイナーメジャーな分野を鋭く突いてくるのである。
試しに「岩波ブックレット」を検索してそのラインナップを見てほしい。気になるタイトルがいくつもあるはずだ。

そして、その内容もかなり攻めている。少なくとも、空気が悪くなりすぎるので日常会話で話せる内容ではない。
そんな内容なので、実はこのシリーズの書評を書くときが、1番言葉選びや文脈などに気を使う
ちょっとした表現の違いがとんでもない誤解を生むかもしれない、と毎回びくびくしながら書評を書いている(笑)


内容の面白さも然り、もう一つオススメの理由は手に取りやすい本であることだ。

1冊5〜600円で購入でき、いずれも100ページ未満であり、読書をあまりしない人でも1時間あれば読めてしまう量である。
必要最低限の知識や情報をコンパクトにまとめられている。この短い一冊の中に濃い情報が濃縮されているのだ。


内容が面白く手に取りやすいこのシリーズ。今後も引き続き読んでいきたい。
そして、びくびくしながら書評を書いていく(笑)

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