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#1 コントロールできると強い!①

初回のテーマは、私の掲げる理想像について。「3話」構成です!

結論▼
何事も、コントロールできるようになれば強い!
できるようになるには、意識して経験し何回も繰り返そう!

上に示したのが今回の簡潔なまとめ。当たり前ではあるけれど、意識するのとしないのでは大きな違いが生まれるかも?

いくつか例を挙げて考えていく。

①野球:バッテリー(ピッチャーとキャッチャー)の例
いちばん分かりやすいのはスポーツ関連なので、まずは野球をとりあげる。といっても、私は野球に詳しいわけではなく(ただ大谷選手は応援している)、厳密なことは言えないため、あくまで雰囲気として理解してほしい。
まず原則としてピッチャーは、バッターが打ちにくいようにボールをコントロールして投げる。ただ、今回の「コントロール」はこのことではなく、バッターを打ち取る手段、過程をいかにコントロールするかということ。具体的に言えば、「どの局面でカーブを投げるか」「この選手に対して有効な一手目はなにか」ということだ。当然、適した球種を提案できるキャッチャーは優秀だし、それを実現できるピッチャーも優秀である。そして、拍子抜けかもしれないが、これが私の言う「コントロール」の状態である。まず野球経験者でもなければ真っ直ぐ以外に投げる手段を持っていない。ピッチャーがその選択肢を持つのは、経験と練習の積み重ねが成せることである。しかもただ選択肢に並んでいるだけではなく、キャッチャーとの意思疎通を介して、その状況にあった選択をし、それを実行できる。だから、「上手い(=強い)」のだ。
しかし、時にはこんなこともある。
「〇〇投手、全球ストレートで真っ向勝負!」
果たしてこれは、コントロールできているのか否か。私の考えでは、これはコントロールできている、しかも先ほどより高次元でできている、と捉える。なぜなら、他に選択肢があり勝つための戦略もたくさんある中で、しかもそれらが可能な中で、ストレートを選択しているからだ。選択肢がないのではなく、あえて選択できる技量、そして精神力がないと、できないことだ。
また、より一般的に戻るかもしれないが、「打たせて取る」という戦略もある。今ネットで検索にかけると、実際にデータからこの戦略が得意と認識されている選手もいるようだ。これもまた、難しい状況判断になる。今度は自分たちだけでなく、バッターの打力、チームの守備力など、考えなくてはならないものが増える(この戦略でなくともその視点は大事だが、さらに必要となる)。となれば当然、手段のコントロールも難しいというわけである。

・・・「#2 コントロールできると強い!②」に続く・・・

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