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内向型は「見守る」ことができます。

こんにちは、おかもとたかしです。

今回は、内向型人間は「見守る」ことができる、というお話をしたいと思います。

ここで言う「見守る」とは、誰かに干渉しすぎず、放置しすぎることもなく、適切な距離感をもって相手の成長や精神的な回復を見届ける、ということです。

なかなか難しいんですよね。

どんな人でも、相手に対する想いが強すぎると、干渉してしまうものです。

普段は他人にあまり興味ない人でも、自分の子どもとなれば、勝手が違います。「あれもこれもしてあげたい」「それはしてはいけない」と良くも悪くも強い関心を寄せることになります。

家族のようにどうしても自分と関係が近くて深い人であれば、「相手のため」というお題目を掲げつつ、自分の価値観を押しつけてしまいがちになります。

自分の思いとは裏腹に、相手はそれを快く思ってなかったり、必要としていなかったりします。

だから干渉し過ぎないで、ただそっと見守ることも大切になります。

今は干渉を必要としないタイミングであり、いつ必要とされてもいいように準備しつつ、いつでも手を差し伸べられる距離を保ちながらで黙って待つ。

見守ってあげることも立派な愛情です。

繰り返しますが、見守るって結構難しいです。それで相手がどう思うか分からないし、何より自分が何もしないのがもどかしい。

でも内向型人間は、見方によっては「見守る」ことがさほど苦にならないし、むしろ得意になります。

あまり攻撃性がないので、普段から優しさ、穏やかさは伝わってるし、どんな時も味方でいてくれるという安心感を常々与えることができます。

そもそも波風を立てることを嫌う傾向があるので、黙って見守ってあげることによって、いい関係が保てるのなら、干渉は控えるようになります。

元々、子どもや家族など、ごくごく近い関係の人以外の人には強い関心を示さずあまり干渉せず深入りしませんから、そのスタンスを近い関係の人にも採用すればいいだけです。

何もしないことに愛情を見出せるのは、慎ましさが魅力の内向型人間なら、決して高くはないハードルなのです。


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