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HSP注意!努力が報われなかったときにしてはいけないこと3選

こんにちは、おかもとたかしです。

今回は、HSPの人が努力が報われなかったときにしてはいけないこと3選、というお話をしていきたいと思います。

HSPの人は、一つのことにのめりこみやすいという特徴があります。

これをやる、と決めたことには時には、誰も寄せ付けないほど頑固なほどに没頭することもあります。

それだけに、仕事にしても趣味の領域にしても、せっかく頑張ったことが空回りしたり、思い切り否定されたり、何らかのアクシデントが発生して日の目を見なかったりすると、激しく落ち込みます。

そんな時に、やってはいけないことを3つ、今回ご紹介します。裏を返せば、この3つの逆をやればいい、ということになります。

その3つとは、

・自分を責めすぎる
・一人で抱え込む
・いつまでもこだわる

となります。

それでは、順にお話していきましょう。

自分を責めすぎる

努力してもうまくいかなかったとき、というのは原因は様々です。

明らかに自分に何らかのミス、過失があったときもあれば、全く予期もしなかった出来事によって、思いがけず挫折する、といったこともあります。

繊細で傷つきやすいHSPの人は、原因はどうであれ、自分を責めてしまいがちになります。

直接自分のせいではなくとも、「あの時こうすればよかった」とか「自分がしっかりしていなかったから」など、無理やり自分自身に原因を作ってしまうのです。

そして厄介なことに、原因が自分自身であるという評価を勝手に拡大してしまうのです。

自分を責める人は、他人を非難することを好まない優しい人であり、他人の目が気になるまさに繊細な人です。

というのは、他人を責めるよりも楽だから、自分を責めてしまっています

他人を責めたりするのは、当然ながらその人の反発を招いたり、よけいなトラブルを生んだりするので避けたがるのです。一方で、自分を責めると誰にも迷惑がかからないので、自分を責めた方が実は都合がいいというわけなのです。

しかし物事というのは、自分の都合だけではなく様々な要素が絡まって発生するわけで、100%自分一人のせいだけで物事が動く、ということはありません。

でも、失敗や挫折した直後というのはショックが大きいので、誰の責任か、というのがすぐには思い浮かびにくいのが現実です。

だから、アクシデントが発生したら、自動的にすぐに自分のだらしなさを責めてしまうのは、仕方ないと言えば仕方がありません。

特に自己肯定感が低く、自分に自信が持てていない人であれば、「ああまたやらかした」「なんで自分はいつもこうなんだ」というふうに、自分に避難の矢をすぐに向けます。

では自分を責めすぎないにはどうすればといいますと、ある原理を知るということです。

その原理とは、「自分に起きる出来事は自分だけでなく様々な要因で発生する」ということ。これが分かっていれば、自分を責めすぎる時間を短くすることができます。

HSPの性格的に、自分の責めてしまう瞬間があるのは仕方ないと受け入れた上で、その自分を責める時間を時間を短縮して、視点を広く持って「自分だけが原因じゃない」ということに気づくことが大事なのです。

思わぬアクシデントに傷ついたときこそ、すばやく状況を客観的に見ることができれば、自分を責めすぎるジレンマから解放されます。

ひとりで抱え込む


これは、特に内向型の人はやりがちですね。

どうしてひとりで抱え込むかと言えば、失敗やアクシデントで物事がうまくいかなかったときは、「恥ずかしい」と捉えがちになるからです。

失敗は恥ずべきこと、という真面目で完璧主義的な思考に、HSPは陥りやすいです。

繊細ゆえにいろいろ考えすぎて、自分のみじめな姿はさらしたくないという結論に落ち着き、ひとりで抱えようとするわけです。

しかし、ひとりで抱え込むと、ショックからの回復は遅くなるばかりか、モヤモヤ感が増幅して精神的不安定に陥りかねません。

身近な人に相談する、愚痴を聞いてもらうなどして、辛い思いをまず言葉にして吐き出す、ということが重要です。

どうしても周りにそのような人がいないなら、SNSで思いを吐き出すのもいいでしょう。

そうすることで、モヤモヤした自分の気持ちが言語化されて、思考が整理されます。

そして自分の思いに共感してくれることで承認欲求が満たされ、失われた自己肯定感も回復していきます。

注意点は、いたるところで愚痴りすぎないこと。他人をトラブルに巻き込もうとしないこと。他人の事情も考慮して、しっかり聞いてくれるときだけに思いを打ち明けていきましょう。

いつまでもこだわる


これは、失敗や思わぬアクシデントをいつまでも引きずる、ということですね。

もちろんそれぞれの事情にもよりますが、どこかで切り替えるタイミングが必要です。

思いがけないアクシデントで落ち込む時は、時間を置くことがとても重要です。

時間が解決する、とはよく言ったもので、時間がまさに薬となって人を癒してくれるものです。

とはいえ、時間を置いて何もしないといっても、イライラしたり落ち込んだりしてるので、じっと黙って時間を過ごすのはしんどいと思う方もいるでしょう。

実は、悔しいとか、つらいといった感情は、貴重なエネルギー源になります。

悔しさを別のことにぶつける、ということです。もちろんそれは仕事だったり趣味だったりで発揮できます。

ただの八つ当たりという意味ではありません。湧きあがった負のエネルギーをポジティブな活動に昇華するということです。

負のエネルギーは、何事もない平穏な時よりも、はるかに強力な発想力や行動力を沸きおこすこともあります。

よくスポーツの世界で「この悔しさをぶつけたい」と発言する人がいますが、それはまさに負のエネルギーを最大限に活用する発言なのです。

ネガティブな感情にいつまでも引きずらず、別の行動で晴らす、という手段もあるのです。


おわりに


いかがでしたか?

今回は、HSPの人が努力が報われなかったときにしてはいけないこと3選、ということで、自分を責めすぎる、一人で抱え込む、いつまでもこだわる、というお話をしました。

HSPは思い通りに行かなかったときに我を失い、大きく落ち込み、疲弊してしまいます。

いつかはやって来る予期せぬ事態のために、心の準備だけはしておいたほうがいいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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