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夏至のあと


なんだかんだしているうちに、すっかり6月も終わりそう。
暑さで長く畑にいるのが厳しくなってきました。最近の色々です。

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しょうがの芽が出ました。うちの畑は水気が多く、野生の数珠玉畑でもあるのでとてもわかりにくい。

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これが数珠玉。間違えてしょうがを一つ抜いてしまったほど似てる。ゆっくり確認しながら。

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しょうがは里芋の隣に植えています。しょうがは真夏の強い日差しが苦手みたいなので、里芋に影を作ってもらう。里芋の間にしょうがを植えるとか、植え方はいろいろあったけど、どうしても収穫の時期はずれると思うので収穫時に邪魔にならないところに植えました。

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こちら万願寺唐辛子。1週間程前に植え付けました。植える箇所だけのこぎり鎌で整える。植え付けの後は、土が乾かないように草マルチをします。数珠玉はハトムギの原種。なので数珠わらは麦わらでもあるということです。敷きわらや草マルチには、腐りやすい稲わらより麦わらを使用するのが良いようです。他にもすすきとかセイタカアワダチソウなんかも使えそう。

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栗美人というF1種のかぼちゃ。間違えてF1を買ってしまったのですが、美味しいらしく愉しみ。人工授粉するのだけど、なかなか雌花に出会えない。結実したのは今4つくらいかな。写真がなかった。かぼちゃって冬の印象があったけど、夏野菜なんですね。収穫したては甘みが弱くて、冬まで熟すとちょうど食べごろ。「冬至に食べると病気にならない」夏野菜。

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金ごま。どんなふうに成るのか興味があります。

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固定種の大玉ファーストトマトはタイバジルと植えてます。先日の大雨とニジュウヤホシテントウにやられてあまり元気がない。

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ホーリーバジル。こちらもニジュウヤホシテントウの餌食に、、 花芽もついて元気だけど、心配。先ほど仕入れた情報ですが、ニジュウヤホシテントウにはイヌホオズキが良いみたい。ニジュウヤホシテントウは、ナス科野菜よりもイヌホオズキを好んで食すようです。来年は試してみよう。ニジュウヤホシテントウって名前、なんだか不思議。

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スイートバジルには寄らないニジュウヤホシテントウ、、バジルは摘心します。

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枝豆が膨らんできた。ビールと枝豆。マルカメムシが多くて、ひどいときは一株に20匹くらいいるけど、手で取ってます。前職で教えてもらったテデトール。

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ビーツの畝。このあとスギナをどかしました。宿根草はできるだけ抜くようにしてますが、株に近いところはのこぎり鎌で刈ってます。手間はかかるけど、このほうが愉しい。畑に生えている草は、圧倒的に数珠、ギシギシ、セリ、スギナが多いので酸性寄りです。それでも、場所によって草や土の質が異なるので、とても面白い。あそこはミミズが多いけど、ここにはなにもいないとか。ここは土が柔らかいとか、さらさらしてるとか。畑を借りて9か月。少しずつ変わってきています。最初こそ堆肥と石灰を少し入れたけど、今は自然農、不耕起栽培を行っています。時には例外もあるけど、大切にしたいのは、地球にも人間にも優しいものを作ることです。

現在、野菜は主に自給用で育てていますが、今後、ハーブや花を主に育てていきます。畑も広くしたいな。販売用にも色々準備しているので、またお知らせできたらと思います。

それでは。



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庭の小舟





(文 写真 / たくみ)



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