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【takiの手仕事】秋をあじわう栗仕事

しとしとと雨が降り続く秋ですね。
最近、近所のスーパーでも栗を見かけるようになりました。
栗を家で剥くのは大変・・という方がほとんどかと思いますが、雨の週末や、時間に余裕がある日は心を空っぽにして栗と向き合ってみるのもいいですよ。

栗仕事は他の手仕事より少々骨が折れますが、自分で剥いた栗で炊く栗ごはんは格別です!そんなわけで今回は、栗の下ごしらえ栗ごはんをご紹介します。

さて、まずは栗の下ごしらえからいきましょう。
あくまで私のやり方なので、参考程度に試してみてくださいね。

【栗の下ごしらえ】
①栗は一晩水につけておく。

②栗の鬼皮を剥く。(一晩水につけているので鬼皮も柔らかくなります)
写真のようにおしりの部分を包丁で切ってから、鬼皮を包丁にひっかけて剥いていきます。おしりの部分を完全に落とさずに、一番下にくっついている鬼皮を包丁にひっかけて剥くのをおすすめです!

③渋皮もすべて剥く。
鬼皮を剥いたら渋皮が残るので、包丁で面取りをするように厚めに剥いていきましょう。

栗を手に持って、おしりの部分から頭に向けて(自分の手前に向かうように)渋皮を剥いていくとやりやすいです。難しければ、栗をまな板に置いて(安定した状態で)、渋皮を削ぎ落とすように剥いてもOKです。

⚠︎硬いのでケガに注意です!軍手などを使うのもおすすめです。
 ちなみに市販の栗剥き器もあります。

④渋皮を剥いた栗は灰汁を抜くためしばらく水につけておく。
渋皮をすべて剥いたら栗の下ごしらえは完了です!次は栗ごはんを作ってみましょう。

※変色したり傷んでいる部分は削ぎ落としてくださいね。

【栗ごはんの作り方】

【材料】(3〜4人分)
・栗 約400g(剥いたあと)
・米 4合
・塩 小さじ2
・水 炊飯器の目盛り通り

※栗の重さを測って、米の量を調節してみてください。

①米を洗って、炊飯器の目盛りどおりに水を入れます。
(時間があれば米を浸水させておくほうがふっくら炊き上がります)
②塩をしっかり水に溶かすように混ぜます。
③剥いた栗を一番上にのせて、混ぜずに炊飯(普通モード)で炊きましょう。炊き上がったら、ふんわりと混ぜて蒸らせば完成です。

お好みでごま塩を振ってもおいしいですよ!

それでは素敵な秋ごはんを楽しんでください。

©️taki
※レシピのテキスト及び画像の無断転載・複製を固く禁じます。

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