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【takiの保存食】万能な和のスパイス。実山椒の下ごしらえ

最近は手仕事の記事ばかりになっていますが、
時期を逃したくないので仕込みの月が重なってしまうんです。
6月は新鮮な実山椒の手に入る時期でもあります。
(青梅の時期でもあるので大忙しです。スパイス梅酒のレシピ参照。)

見かけたらぜひ、下ごしらえをして保存してみてください。
実山椒の使い道は本当に幅広く、
ちょっと足す和のスパイスとしてはとても優秀です!
(佃煮・山椒ごはん・山椒バルサミコソースetc...)

ちょっとだけ時間のかかる下ごしらえですが
冷凍で半年〜1年くらいは保存が効くので
1年分の保存食を一気に仕込むと思って頑張ってみてくださいね。

【実山椒の下ごしらえ】

まずはじめに。
実山椒はすぐに下ごしらえをしないと香りが抜け、アクが強くなります。
手に入ったらできるだけ早めに下ごしらえをしましょう。

①山椒の枝を取り除く。(小さい軸はそのままで大丈夫です)
 ※下の写真は枝を取り除いた後です。

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②さっと実山椒を洗います。

③鍋に水と水の量の0.5%くらいの塩を入れて沸かす。
 ※水の量は実山椒を入れてひたひたになるくらい。

④お湯に実山椒を入れて5分〜茹でます。
 実が柔らかくなるまで茹でてみましょう。

⑤茹でたらざるに上げ、冷水にさらす。
 ※冷ましてから冷水にさらして下さい。

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⑥冷水に水を替えながら4時間〜さらす。
 ※水にさらす時間が短いと山椒の辛みが強いままになってしまいます。

⑦辛味がある程度抜けたらザルにあげ、
 さらにキッチンペーパーでしっかり水気を切ります。

⑧水気がきれたらラップでしっかり包み、
 ジップロックなどの保存袋に入れて冷凍します。

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⑨これで保存は完了!
 使いたいときに解凍して料理に使ってみてくださいね。

保存期間は冷凍でだいたい6ヶ月〜1年程度
冷蔵の場合はあまり日持ちしないので早めに佃煮などにしてみてください。 

実山椒は新鮮なものが手にはいる時期が限られています。
今のうちに保存しておきましょう。
おかずに一味足りない時は実山椒を入れることで
いつものおかず味が香り高く滋味深い味になりますよ。
(でも刺激が強い薬味なので食べ過ぎには注意です!)

いつかまた実山椒のレシピもnoteに書き記しておきますね。
それでは素敵な手仕事を楽しんで下さい。

〜あとがき〜
わたしも実山椒の下ごしらえには時間がかかってしまい、ラップをして包んだ写真を撮るときにはもう日がだいぶ暮れ。カメラのホワイトバランスも効かない暗い写真となりました、とほほ。
もっと余裕をもってつくればよかったと後悔。

taki

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いつも読んでいただきありがとうございます。 みなさんがふらっとこのnoteを見て、 あ、これ作ってみよう。と思ってもらえたら嬉しいなと思い、 いつもレシピを書き記しています。 ちょっと新しくて嬉しいごはんのために これからも料理人takiは作り続けます。