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究極の「自分ブランド力強化法」 第8回

第1回 究極の「自分ブランド力強化法」ついて
第2回 自分ブランド力を確立する方法
第3回 自分ブランド力を確立した人(1)
第4回 自分ブランド力を確立した人(2)
第5回 ブランドとは何か?
第6回 カリスマバイヤーの異名を持つ藤巻幸夫氏の自分ブランドとは?
第7回 くらたまなぶ氏の『MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術』を読んで学んだこと


『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン』
(カーマイン・ガロ 日経BP社)を読んで感じたこと


スティーブ・ジョブズがいかに聴衆の立場で考え、どうやったら自分が伝えたいことをわかってもらえるのか、楽しんでもらえるのか、に腐心していたことがわかります。

プレゼンの前にどんな準備をしておくべきか、そして、プレゼンの際に、どんなことを考えて行うべきか、をカーマイン・ガロは詳しく解説しています。

自分ブランド力を考える上で、とても参考になったのは、「情熱」というキーワードでした。

同書の中で、次の一節があります。

ジョブズは億万長者であり、ずばぬけたコミュニケーターでもあるが、そうなったのは自分の気持ち、自分の情熱を追い続けたからだ。そうすれば、お金はついてくる。

ジョブズならそう言うだろう。

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン  p.65                    

自分ブランド力を高めるためには、何かに情熱を傾けて邁進することが不可欠なんだ、と今更ながら気づきました。

では、その「何か」とは?

それは、「自分が大好きなこと」です。

ジョブズは、

Do what you love.(大好きなことをせよ)

と語っています。


嫌でやりたくなくても、やらなくてはならないことは多いですね。

義務的にやらされていると感じると、積極的にできないものです。

でも、自分が好きなことなら、他人から「やるな!」と言われても、やるんじゃないですか?

人は自分が経験したことしか信じられません

また、自分が経験したことなら、積極的に、詳しく話すことができます

であるならば、「いい経験」や「好きなことを経験」したほうが、精神衛生上も望ましいですね。

「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。

好きなことなら、寝食を忘れて没頭することができます。

私が好きなことは、今は、note(以前はブログ、以下同様)の原稿を書き投稿することです。

情報を提供するため、なんておこがましいことは言えません。

ただ、自分の考え方を頭の中だけにしまっておかないで、外に出すことで、頭の中が整理されるというメリットがあります。noteをデータベース代わりに使うこともできます。

その意味で、私はnoteをアーカイブ(記録保管場所)と考えています。
noteを投稿し、月日が経ち、ある日再度読み返した時、当時の自分はどんなことに関心を持ち、どのようにnoteに投稿したのか、を思い出すための拠り所になります。

人間は加齢によって忘れてしまうからです。

知っていることと、理解し(分かっていて)実際にできることは、根本的に違います。

知識はあっても、バラバラなものでは使えません。

理解している(分かっている)というのは、バラバラな知識を組み合わせ、1+1を3にも4にも、場合には10以上に変えることができることです。


私は、クイズ番組は観ません。断片的な知識の多寡を比べても意味がないと思っているからです。広く浅くでは役に立ちません。

Google検索で調べれば分かることを知っていても、別に偉いとは思いません。

多くのバラバラの知識を持っているよりも、情報の在処(ありか)さえ知っていればいいからです。


話を戻します。noteを書く意味についてです。

書き出してみると、こんなこともあるな、あんなことも考えられるな、といったことが浮かび上がってきたことは、何度もあります。

あなたもそうした経験はありませんか?

noteは自分の考えや意見を発表する場と考えると、こんなにいいフィールド(場)はありません。

一度発信し、間違いに気づいたり、迷惑をかけたと感じたら、削除したり、書き直すこともできます。

映像や印刷物ではそうはいきません。

ただ、文字よりも画像のほうが印象に残りやすいという利点はあります。



スティーブ・ジョブズは、iPod、iPhone、iPadの開発を考えた時、人間に備わった五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)のうち、視覚、聴覚、そして触覚に訴える商品を作ろう、と考えたそうです。

そう言われてみると、「なるほど!」、とうなずけることがありますね。

この3つの商品を見ると、目から入る情報、耳から入る情報、手で触れてみて、使い勝手の良さ、を確かめることができます。

スティーブ・ジョブズは、0から1を生み出したのではなく、電話とインターネットという既存のモノを組み合わせて、他社とは一線を画す商品づくりで圧倒的な地位を築いたのです。

そして、商品を通じて世の中の常識をひっくり返し、歴史に残る偉業を成し遂げたのです。

異常とまで感じられる細部へにこだわりは、情熱のなせる技です。

スティーブ・ジョブズは億万長者でしたが、金持ちになることが彼の終着点ではありませんでした。でも、結果的に億万長者になりました。

世界には億万長者がたくさんいます。彼らに共通するのは、
「人より早く行動している」ことです。


次にご紹介するYouTubeの映像は、『ジョブズ 【最後の言葉】』です。
本当にこのように言ったのかは分かりません。

ぜひ、最後までご覧ください。

ジョブズの生き方(生き様という言葉は嫌いです!)は自分の考え方に忠実です。「富とは名声とはなにか?」にも言及しています。

私も大いに刺激を受けました。



ジョブズが生きていたら、私と同い年になっていました。
ジョブズは1955年2月24日生まれで、亡くなったのは2011年10月5日でした。56歳でした。
私は1955年6月30日生まれです。



この記事は、8年前にアメブロに投稿しました(2014-01-11 19:43:17)。
当時の自分がどんな事に関心を持ち、投稿したのかを確認しました。
その上で、大切なことだと再認識し、部分的に加筆修正し、再投稿しました。



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⭐ 私のマガジン (2022.08.24現在)
























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