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究極の「自分ブランド力強化法」 第6回
第1回 究極の「自分ブランド力強化法」ついて
第2回 自分ブランド力を確立する方法
第3回 自分ブランド力を確立した人(1)
第4回 自分ブランド力を確立した人(2)
第5回 ブランドとは何か?
カリスマバイヤーの異名を持つ
藤巻幸夫氏の自分ブランドとは?
伊勢丹新宿本店に勤務していた当時、藤巻幸夫氏はアパレル業界に「藤巻幸夫あり」と名をほしいままにしました。
あなたもマスメディアで一度や二度は、藤巻幸夫氏の名前を聞いたり、写真を見たことがあるかもしれません。
その藤巻幸夫氏は、経済評論家・公認会計士の勝間和代氏との共著
『勝間・藤巻に聞け!「仕事学のすすめ」
~自分ブランドで課題克服(NHK出版生活人新書)
勝間和代, 藤巻幸夫』
で、「自分ブランド」について述べています。
私は、ファッションの世界で勝ち残ってきたブランドには、次の3つの要素があると思っています。
●ストーリー(物語)・・・・・・
確固たる意志と、それが生まれてきた背景
●ヒストリー(歴史)・・・・・・
売れない時代にも負けないことによって刻み込まれた時間
●フィロソフィー(哲学)・・・・・・・
とにかく作り続けるのだという意識
(中略)
それを人間にあてはめれば、信念を持って行動し(フィロソフィー)、自分がどのような軌跡をたどってなぜここにいるのか、なぜコレにこだわるのかという目的や使命を自覚して(ヒストリー)、自分の言葉で周囲の人々に語りかけ、人の心を巻き込めながら、より大きな仕事を実現していくこと(ストーリー)。
それが、自分という人間を、信頼に足るブランドとして作り上げるということです。
勝間和代, 藤巻幸夫
では、「自分ブランド」の根っこの部分はどこにあるのでしょうか?
その点について、藤巻幸夫氏は次のように述べています。
「自分ブランド」のよりどころとなるのは、自らの立てた「志」です。
これがなければ、たとえ広い人脈があってもそれを生かすことができません。
また「志」は、課題を克服したり失敗をすることによってどんどん磨かれていきます。
それが普遍性を持つようになったときに、周囲の人々はこの「志」に共感を抱き、巻き込まれていくのです。
勝間和代, 藤巻幸夫
では、何が本当に大切なのでしょう?
それは、「思いを継続させること」と藤巻幸夫氏は断言しています。
大切なのは思いを継続させること。
それこそ細く長くでもいい。ちょっとのことで諦めたりせずに、志や夢を追い続ける。
そこから、人にも愛されるような「自分ブランド」ができていくのだと、私は思います。
勝間和代, 藤巻幸夫
こうした藤巻幸夫氏の「自分ブランド」に対する思いを、相手役の勝間和代氏は、別の視点から次のように述べています。
勝間和代氏が述べていることは、「自分ブランド」(私は、「自分ブランド力」と言っています)は誰でもが立ち上げられることで、私も強調したいところです。
ブランドというのは、才能や財産に恵まれた人だけが立ち上げるものではない。
それぞれの人の強みとスタイルに応じたブランドがあるのです。
「自分ブランド」を立ち上げようと思うならば、まずは一人ひとりが自分の強みは何かとわが身に問いかけ、ブランド・イメージ、目標を設定する。
そして、それを実現するために行動を起こす。
この「行動を起こす」ということが、何よりも大切なのです。
そして、その行動を起こすのは、某予備校のカリスマ講師、林修氏が言って有名になった言葉、「いつやるの? 今でしょ!」ということです。
この言葉は、今年の流行語大賞の一つになりましたね。
(流行語大賞は、この他に「倍返し」「じぇじぇじぇ~」「お・も・て・な・し」の4つでした)
* 藤巻幸夫氏は、現在では「幸大」に改名しています。本ブログでは、出版当時の名前で表記しています。
『勝間・藤巻に聞け! 仕事学のすすめ 自分ブランドで課題克服』
この記事は、9年前にアメブロに投稿しました(2013-12-07 23:00:31)。
当時の自分がどんな事に関心を持ち、投稿したのかを確認しました。
その上で、大切なことだと再認識し、部分的に加筆修正し、再投稿しました。
🔶 藤巻幸大氏は2014年3月15日に亡くなっています。享年54歳。
藤巻健史氏(日本維新の会所属元参議院議員、元モルガン銀行東京支店長)は異母兄(父が先妻との間にもうけた子)です。
⭐ 出典元: 藤巻幸大 Wikipedia
⭐ 参考データ
ありがとう 藤巻幸大 藤巻百貨店のウェブサイト
このウェブサイトを見ると、藤巻幸大氏が多くの方々からいかに慕われていたかが分かります。
⭐ プロフィール
⭐ 参考文献
⭐ 私の回想録
⭐ 私のマガジン (2022.08.11現在)
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