ChatGPTとの対話 Vol.001 私の質問にどう答えるだろうか?
ChatGPTとの対話 Vol.001 私の質問にどう答えるだろうか?
マイクロソフトの Bing AI を使った「Bing AI に質問 回答は?」というシリーズをすでに始めています。Bing AI には ChatGPT-4 が搭載されています。
Copilot(副操縦士)と自称しています。
つまり、現時点で最新ヴァージョンなわけです。
しかし、本家本元の ChatGPT に同様な質問を投げかけると、どんな回答が得られるか知りたくなりました。
そこで、ChatGPT に登録し、質問してみようと思い立ちました。
タイトルは、ChatGPT との対話としました。
私の質問 1
世界の未来予測は可能ですか?
ChatGPTの回答 1
未来予測は完全に正確であることは不可能です。ただし、科学技術の進歩や社会・経済的なトレンド、歴史的なパターンなどから、未来の可能性を予測することはできます。
多くの予測は、予測者が持つ情報や前提条件に基づいて行われます。したがって、予測は常に限定され、誤った情報や変更された条件によって修正される可能性があります。
また、未来予測は多くの場合、人々の行動や決定に影響を与えることがあります。そのため、予測が人々の行動を変える可能性があることを考慮する必要があります。
つまり、未来予測は可能である一方で、限定的であることや、予測に基づいた行動が未来を変える可能性があることを認識する必要があります。
私のコメント 1
Bing AI と ChatGPT の回答を比較すると、
① 後者の方が詳細に回答してくれる。言い換えれば、前者は簡潔にまとめてくれる
② 前者には出所が明示されているが、後者にはない
③ 短文の質問をしても、後者は期待以上の回答をしてくれる
という印象を得ました。
「未来予測は完全に正確であることは不可能です」という回答は、事前に想定できたものでした。
なぜなら、AIはビッグデータを収集・分析・抽出というプロセスを経るため、あくまで過去のデータに基づくものです。
未来は過去のデータの延長線上にあるとは限らないからです。
むしろ、延長線とは乖離したものになる可能性のほうが高いと考えています。
私の質問 2
モーツァルトの曲が人間に与える好影響は何だと考えられますか?
ChatGPTの回答 2
モーツァルトの音楽は、多くの人にとって癒しやリラックス、創造性や集中力の向上など、さまざまな好影響を与えると考えられています。
例えば、研究によれば、モーツァルトの音楽を聴くことが、脳波を安定化させる効果があることが示されています。
また、特に「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のような楽曲は、心拍数を安定化させることが知られています。これらの効果は、人々のストレス軽減や、リラックス効果として利用されています。
また、モーツァルトの音楽は、創造性や集中力を高めることができるとされています。例えば、短期的な実験では、モーツァルトの音楽を聴くことが、空間的な問題解決力を高めることが示されています。
また、長期的な研究では、楽器を演奏することが、脳の発達や創造性の向上につながることが知られています。
さらに、モーツァルトの音楽は、幼児期に聴かせることが、言語能力や知能の発達にも良い影響を与えるとされています。例えば、赤ちゃんにモーツァルトの音楽を聴かせることが、赤ちゃんの泣き声を抑えることができることが示されています。
これらのように、モーツァルトの音楽は、人々にさまざまな好影響を与えることが知られています。ただし、個人差があり、一般化することはできません。
私のコメント 2
モーツァルト(1756年1月27日 - 1791年12月5日)の研究は古くから行われていると思います。
特に、脳や心への好影響が指摘されています。
私見ですが、モーツァルトの音楽は快いものであるということです。
230年以上前のモーツァルトの名曲が現在でも演奏され、世界中の多くの人たちを魅了し続けていることは、月並みですが素晴らしいことです。
クラシック音楽は詳しくありませんが、聴くのは好きです。
毎日、YouTubeでモーツァルトの名曲をデスクトップPCで流しています。
心穏やかに過ごせます。
モーツァルトの最高傑作
私の質問 3
2023年4月24日現在、EV用のバッテリーは非常に高価でありながら、1回の充電での走行距離が400km程度です。しかも充電時間が数時間かかることもあります。近い将来、安価で充電時間が短く、走行距離を大きく伸ばすことができるバッテリーは出現するでしょうか? 一部の人たちは永久バッテリーと呼んでいるそうですが。
ChatGPTの回答 3
現在、EV用のバッテリーは、充電時間や走行距離に関しては改善が必要な状況にあります。ただし、研究や開発が進んでおり、今後の技術革新によって、充電時間の短縮や走行距離の延長が可能になる可能性があります。
多くの企業や研究者が、高性能かつ低コストのバッテリー技術の開発に注力しています。特に、リチウムイオンバッテリーの改良が進んでおり、高密度なエネルギー貯蔵を可能にする材料の開発や、充電速度を大幅に向上させる技術の研究が進んでいます。
また、今後は固体電解質を採用したバッテリーなど、より高性能かつ安全性の高いバッテリーが開発されることが期待されています。これにより、現在のEVの課題である充電時間や走行距離の問題が解決され、より一般的な交通手段としてのEVが普及する可能性があります。
ただし、永久バッテリーと呼ばれるような、充電不要で常に使用できるようなバッテリーは、現時点では科学的に不可能であり、将来的にも出現することはないでしょう。
私のコメント 3
最後の部分の回答「ただし、永久バッテリーと呼ばれるような、充電不要で常に使用できるようなバッテリーは、現時点では科学的に不可能であり、将来的にも出現することはないでしょう」は、私の意図とずれています。
私は「安価で充電時間が短く、走行距離を大きく伸ばすことができるバッテリー」を誇張して「永久バッテリー」と呼称していると言いたかったのですが、ChatGPTは「永久」という言葉に引きずられて回答してしまったと考えられます。
私の書き方がまずかったのかもしれませんが。
リチウム/バッテリー技術の発展を牽引する4社
上記ウェブサイトによりますと、「リチウム/バッテリー技術の発展を牽引する4社」とは、
ガンフォンリチウム:垂直統合されたリチウム生産会社
パナソニック:テスラの長期パートナー
リベント:次世代バッテリー向けのリチウムに注力
コンテンポラリー・アンペレックス・テクノロジー(CATL):中国の大手EV用バッテリー事業
だそうです。
リチウムバッテリーあるいはその他のバッテリーで勝者となるのはどこの企業でしょうか? とても関心があります。
なぜなら、EVが市場に出回れば出回るほど、バッテリーの需要は増大し、バッテリーを生産する企業は儲かり、株価が上昇するからです。
そんな企業に投資したいです。
🔷編集後記
「Bing AI に質問 回答は?」というマガジンを、今回始めた「ChatGPTとの対話」より先に開始しました。
Bing AI はマイクロソフトが ChatGPT-4 を実装した生成AIを使用した検索ツールです。
本家本元の ChatGPT なら私に質問に対してどんな回答をするか確かめたくなりました。
2つのツールを使ってみて、微妙な違いがあることが実感できました。
その理由は、Bing AI はマイクロソフトによってカスタマイズされていると考えられるからです。”味付けの違い”とでも言ったらよいでしょうか。
note のアシスタント(β) も、たぶん Bing AI や ChatGPT とは異なった設定がされていると考えています。
⭐回想録
⭐マガジン (2023.04.25現在)
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