見出し画像

社会性とビジネスの両立について④

まいど、株式会社TAKESUMIの代表取締役社長の小松です。

当社では、「竹害」から日本の里山を守るため、ソーシャルビジネスとして、日本の最高級の竹炭を用いたD2Cブランド・竹炭インテリア「TAKESUMI」を展開する竹炭インテリア事業を行っています。

前回に続き、社会性とビジネスの両立についてと題して、キーワードをいくつかご紹介させていただきたいと考えています。

第4回目の今回は、ethicalについてご紹介をしたいと思います。

4.ethical(エシカル)

エシカルとは、直訳すると「倫理的」という意味です。一般的には、「法的な縛りはないけれども、多くの人たちが正しいと思うことで、人間が本来持つ良心から発生した社会的な規範」ということを意味します。

本稿でご紹介するエシカルは、特に「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」のことを指すことが多いです。

エシカルは形容詞のため、様々な言葉と結びついて、広がりを見せています。本稿では、エシカル消費、エシカル・ジュエリー及びエシカル・ファッションについて取り上げたいと思います。

(1)エシカル消費

エシカル消費とは、消費者それぞれが各自にとっての社会的課題の解決を考慮したり、そうした課題に取り組む事業者を応援しながら消費活動を行うことを言います。SDGsの17のゴールのうち、特にゴール12に関連する取組です。

(2)エシカル・ジュエリー

エシカル・ジュエリーとは、人や社会・自然環境に配慮をした素材(フェアトレードやリサイクルの素材)を使用して作るジュエリーのことを言います。

紛争ダイヤモンドなど紛争の引き金となる素材を使用しないことや、採掘や生産の過程において不当に低賃金な労働や児童労働が存在していない鉱物を使用したジュエリーのことを言います。

(3)エシカル・ファッション

エシカル・ファッションとは、人や環境に配慮したファッションのことを言います。具体的には、環境問題、労働問題、社会問題に配慮したうえで素材の選定・購入を行い、生産や販売をしていくファッションです。

① オーガニック・コットン

まずは、素材に着目しましょう。

オーガニック・コットンは、地球を化学物質で汚染せず、なおかつ、労働者の農薬被害も防げるエシカルな素材です。

本来、オーガニックとは化学肥料や農薬を使わない作物のことを言います。化学薬品の使用を最小限に抑えて生産されたオーガニック・コットンは、見た目は一般的なコットンと変わらなくても、環境と人体に与える影響が大きく異なります。

② フェアトレード

次に、取引に着目しましょう。

フェアトレードは、「公正な取引」を意味し、発展途上国で生産された原料や製品を適正な価格で継続的に取引し、生産者の生活水準の改善や経済的自立を支える仕組みのことです。

フェアトレードの商品を購入することが、発展途上国の人たちの生活向上や安定した収入につながるので、ショッピングを通じて消費者も社会貢献をすることができます。

③ サスティナビリティ

サスティナビリティとは、「持続可能性」を意味します。

エシカル・ファッションとの関連では、環境を破壊せず未来の世代へ引き継ぐこと、そして、生産に携わる労働者が一方的に搾取されず公平な雇用形態を継続することなどを意味します。



<ご紹介>
ECサイト「祝い竹炭」 胡蝶蘭など祝い花のような贈答品用の竹炭インテリア
ECサイト「飾り竹炭」 ご家庭やオフィスに置くことができる竹炭インテリア

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?