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マーケターへの転職:時間や場所の融通が利きやすいという強み【働き方】

マーケターという働き方・生き方

今回はマーケターというキャリアを得たあとの話である。
前提として、現代日本においてキャリアを得たいのなら働き方とは生き方の大部分を占める。
働き方とは生き方の代表的な一部分の呼び名である。

つまり時間や場所に拘束される仕事であれば、生き方についても時間や場所に拘束されることになる。
東京のオフィスに毎日出社しなければならないとしたら23区内やその近郊に住み、電車に揺られる生き方を選ぶしかないということである。

それが悪いと言うつもりはなく、それも立派な生き方だと思っているしそういう方を心から尊敬している。
私自身1時間半以上かけて毎日恵比寿に通っていたこともあったが案の定心と身体の調子を崩してしまった。
私には真似できない働き方であり生き方であった。

まずこの記事でお伝えしたいのはこれからはワーク・ライフ・バランスなどと生き方と働き方を二分して考えるのではなく、ワークアズライフやワーク・ライフ・インテグレーションのような考え方をするのが良いということである。
その上で自分の体調や健康を大切にしつつ、継続していけるもの、経験を積み重ねていけるものに身を投じよう。
マーケティングにその人生を捧げよう。

マーケティング職の魅力

マーケティング職の魅力の一つは働き方に融通が利きやすいということである。

  • 経験が評価されやすくキャリア形成がしやすい

  • 企画系など近隣の分野にもチャレンジしやすい

などの魅力もありつつ、欠かせないのが働き方がどうか?という視点である。
前述の通り、働き方とは生き方そのもの。

開発職については筆者は詳しくない。
ITに長けた人ならさらにキャリアや働き方に幅をもたせられるだろうが、そうでない人がキャリアをつけるなら、という視点のnoteであるのでご容赦いただきたい。

代表的なビジネス職といえば営業である。
弊社のようなSaaSであれば、インサイドセールス、フィールドセールスに加え、既存のカスタマーのアップセルやクロスセルを狙う営業部隊もいる。
カスタマーサクセスは厳密には営業ではないが、ビジネス職として広く認知されるようになってきた。

これらに共通するのはクライアントワークであるという点だ。
顧客第一なのはマーケティングでも同様であるが、素早く対応できるかどうかで顧客満足が大きく変わってくる。
そのため時間拘束・スピード対応が求められる点には注意が必要である。
時間拘束が辛いという人には向かない仕事だ。

余談だがコンサルタントなどは時間にも場所にも拘束される仕事であるので筆者には絶対ムリな仕事の一つである。

マーケティングは基本的に顧客を創造(想像)し、ベネフィットをどのように届けるか考える仕事である。
そのため基本的に仕事を発注する側になることが多く、時間の融通が利きやすいのである。

急ぎの仕事ももちろんあるし、イベントや展示会、ウェビナーの運営など場所や時間に拘束されない仕事ばかりではない。
しかし出社は週1もあれば事足りるし、時間の使い方は自分で決められることも多い。

その分受動的にならず、上昇志向を持ち続けることが最も大切である。

ライフイベントの発生に強く子育て世代にももってこいのマーケティング職

生きていれば結婚することもあり、家族が増えることもある。
病気をして突然休むこともあるだろう。
子育てに時間が取られることもあるだろう。

マーケティング職を取り巻く状況であるが、

  • 経験を持っている人は依然として市場に少ない

  • 平均給与が高い

  • 今後もビジネスのエンジンとしてニーズが高いと見込まれる

である。

弊社のマーケターには女性や子育て世代も多く、中抜けしたり、子育てイベントをやりくりしながらキャリアを断続的に育てていける環境がある。
大変ではあると思う。
しかし、世の中の仕事の中にはキャリアを途絶えさせてしまった時点で再就職が難しくなるようなものもある。
市場価値が認められない仕事である。

東京近郊〜郊外に比較的安い価格でマンションや家を購入し、車を買い、子供を二人育てていくことも十分現実的である。
時間や場所の拘束が少なく、年収が高い仕事だからだ。


疑問や質問があればぜひコメントやXまで。


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