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▶無『意』味・感想〔134〕◀(2024年3月26日)

ラオスは車道と歩道の間にある側溝の蓋がついておらず、落とし穴みたいになっていて危険なことがけっこうあります。コンクリートの上蓋が割れて崩落したり、金属の網が折れたりしているのに、そのままで穴が空いてしまっているのです。

そのように穴が空いた状態だと、バイクや自転車や歩行者が穴にはまって、事故やケガの可能性が高まってしまうので、危険を知らせるサインが示されています。日本だとそういう危険な場所には赤色のコーンが立てられると思いますが、ラオスでは棒などが立てられていて、カラフルなロープやビニール袋がくくりつけられているのが一般的です。

この前、ビエンチャン中心部から空港に向かう道を歩いていると、いつも見ているのとは一味違った素敵なサインを発見しました。よく見かける棒の代わりに、ラオスの国花であるチャンパー(プルメリア)の枝が使われていたのです。

チャンパー(プルメリア)は花びらの色が白や赤のものがありますが、ラオスの国花は白い花びらの内側に黄色になっているものが使われています。側溝の穴のサインに使われていたのもこのタイプでした。

これは危険を知らせるためのサインとして使ったはずなのに、あまりに綺麗なので、逆に見とれて穴に落ちてしまったり、バランスを崩してしまったりする人もいるのではないでしょうか。

【連続投稿:919日目】

#この街がすき   #旅のフォトアルバム
#ラオス   #ビエンチャン

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