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❖ビエンチャンを見てんじゃん(51)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年6月22日)

♪サバイディー(ສະບາຍດີ、こんにちは)
4年ぶりにラオスに住むようになって早いもので3カ月が経ちました。

あと3週間するとラオスの勤務校は夏休みとなります。
バンコクの学校の授業はオンラインで、特に場所の制約は受けないので、7月中旬からどこか別の国に行こうと考えております。

ただ夏の旅行に際して、4年前も同じ悩みがありました。
4月中旬にラオス正月(ピーマイラオ)があったのですが、そのときに複数の仏教寺院でつけてもらった紐が2カ月経っても外れないのです。

仏教寺院で僧侶の方が手首に糸を結んでくれる儀式は「バーシー」と呼ばれます(儀式自体がバーシーであり、糸=バーシーではなさそうです)。この儀式は幸運や繁栄を祈るもので、各家庭でも行われます。

4月中旬、私は「10」の寺院を回りました。縁起の良い数字は「9」らしいのですが、私は勢い余って1つ多く寺院を回り、紐をつけてもらったのでした。回った寺院の順番とつけてもらった糸の色は以下の通りでした(以前の記事で既に投稿済み)。

ວັດບ້ານຝາຍ(vad ban fai)・・・ピンク単色1本
ວັດດົງປາລານ(vad dong pa lan)・・・白の2本組
ວັດໂພນສີນວນ(vad ophn si nuan)・・・濃い緑とピンクのミックス1本
ພຣະ ທາດຫຼວງ(phra thadruang)・・・白と緑の2本組
ວັດໜອງບອນ(vad nongbon)・・・白とオレンジのミックス1本
ວັດໂພນໄຊ(vad ophnsai)・・・白とオレンジの2本組
ວັດທາດຝຸ່ນ(vad thad fun)・・・オレンジと黄色のミックス1本
ວັດສີສະເກດ(vad si sa ked)・・・白とオレンジのミックス2本組
ວັດສີເມືອງ(vadsimeuong)・・・白単色1本
ວັດທາດຂາວ(vadthadkhav)・・・オレンジと茶色のミックス1本

これらに先んじて、4月の初め、アパートの大家さんからラオスに再びやってきたことを祝して、白と黄色のミックス1本をつけてもらっていたので、この頃は合計「11」でした。

この紐のうち自然と外れたのは、濃い緑とピンクのミックス1本だけで、いまだに「10」が健在です。、自然と外れるまでつけておいた方がよいとか(知り合いから聞いた話)、数日したら外してもよいとか(最短は3日経ったら外してよいとの記載あり)、様々な見解がありよく分かりません。ただ同じようなもので「ミサンガ」というものは、自然に切れるまでつけておくものだったかと思います。

ここまで時間が経っても外れないとなると、今後も簡単には外れないでしょうね。
4年前は、日本の一時帰国の際に面接があり、夏場なので半袖シャツのため隠すことができず、仕方なく外したのでした。今回は面接の予定はないので、そのままにしておくことも可能です。

しかしサイトなどを調べれば調べるほど、「3日間」説が有力に思えてきました。ここまで外さずにきたので、いっそ自然に外れるまで待つのもありかなという気持ちがある一方で、ピーマイラオの頃に比べ手首にバーシーがついている人を見かけなくなったという世間の動きも意識する必要があるかなという気持ちも芽生えてきています。

ただ外すときはハサミを使わないようにと書かれているサイトが結構あり、これから外すにしても、2カ月間外れなかった強固な結び目が、手だけで外せるのか気になるところではあります。

もし外せない場合は、アレクサンドロスの逸話「ゴルディアスの結び目」の如く、私もハサミで切ってしまおうかと思います。

ちなみに、「ハサミ」はラオ語で「ມີດຕັດ(ミットタット、ミッタッという感じであまり「ト」をはっきり発音しないようです)」といいます。タイ語では「กรรไกร(ガングライ)」になります。

それでは今日はここまで。
♪ポップ・カン・マイ(ພົບກັນໃໜ່、また会いましょう)

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