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▶無『意』味・感想〔27〕◀(2023年11月23日)

(気楽で無責任なシリーズ。純粋に何となく綴った短文の塊。ほとんど意味はない感想。)

休日に遠出をしないときは、たいてい家から近めのカフェをはしごしています。そのうちの一つであるcafé Amazonのカウンター席の端っこは電源を繋げますし、お店自体がフリーWi-Fiなので便利です。

そうしてこの日もWi-Fi設定をしていると、リストの中に「Starbucks」の文字が出てきました。ラオスには去年の年末くらいからスタバが進出していますが、ビエンチャンで見かけたのは1号店のNAGAパクソン1Fとメコン川ナイトマーケット沿いの2店舗だったので、どうして今いる場所でWi-Fiのリストに挙がってくるのか不思議でした。

ふと窓の外を見ると、通りを挟んだ向こう側に建っているビルに見慣れた緑色のマークを発見。いつのまにか家の近くにもスタバが出店していたのです。

また一つカフェはしごの候補が増えました。
こうして名の知れたカフェが増えるのは便利なのは間違いありません。しかしスタバのようなグローバルスタンダードのカフェが増えていくことの弊害もないわけではありません。それまで周辺でのんびりと営業していたローカルのカフェが淘汰されてしまう可能性が出てきます。

スタバにしてもAmazonにしても、メニューはたいていの国で共通性があるため、注文もしやすく便利なので、その点でのストレスはありません。しかしローカルの謎のカフェでメニューがよく分からず、注文できるかどうか自体がチャレンジで、さらに注文した商品が美味しいかどうかというギャンブル的要素があるのは、途上国ならではの貴重な経験だと思います。

飲食店のグローバル化が進むと、そのような未知数の素敵な経験ができる領域が狭まっていくのは仕方のないことですし、それが時代の流れなのかもしれませんが、寂しさもありますね。

まあそんなことを言いながら、私の場合、頻繁に利用するのは結局のところ便利なスタバやAmazonなので、言葉に説得力が宿ることはないと思います。

#この街がすき   #旅のフォトアルバム
#ラオス   #ビエンチャン

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