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▶無『意』味・感想〔143〕◀(2024年4月4日)

仏教寺院に入ると、壁の装飾の華やかさや仏像の輝きに目を奪われてしまうことが多いと思います。それで十分に満足してしまっているとしたら、とてももったいない状態です。

壁の装飾や仏像を認識するとき、私たちは基本的に水平的な景色でそれらを捉えていると思います。しかし視線を垂直方向に動かしてみると、それまで気づかなかった素敵な世界の存在に気づくことができるのです。

ほとんどの仏教寺院では、天井部分にも装飾が施されています。そこに迫力のある絵が描かれていることもありますし、宇宙の広がりを感じるようなデザインが描かれていることもあります。

3月中旬に貪るように見て回った仏教寺院の一つに「Phunmun Temple」がありました。その中の僧侶が食事をとる食堂(読み:じきどう)に入ると、装飾はそれほどなくシンプルな作りだったのですが、ふと上を見上げると、柱の上にカラフルで見事な花が咲いていたのです。それは天井の白い色によっていっそう際立っていました。

皆さんも仏教寺院を訪れるときは、仏像だけで満足せずに、上を見上げて天井に広がる素敵な世界も楽しんでみてください。

【連続投稿:928日目】

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