▶無『意』味・感想〔137〕◀(2024年3月29日)
タイに住んでいたときはコンスタントに遭遇していた奴がいます。ラオス第2期でも前半には何度か遭遇していました。
見た目は毒々しいのですが、そういう見た目にして相手に警戒させているようです。実際には毒は持っていません。
奴は「アジアジムグリガエル」と言います。
奴は居候としていつも接しているヒキガエルとは違って、表面がヌメヌメしています。そのため捕まえるのが大変です。またけっこう力持ちで、ケースの蓋をこじあけたりします。
ラオスで5月頃に見つけた奴は、タイの奴らよりもかなり大型でした。ノシノシと歩く姿はなかなかの迫力です。
「アジアジムグリガエル」は大型のものでも、胴体に対して頭は小さめで、捕まって危険だと思うと、頭を引っ込めることもできます。ヌメヌメに加え、この頭引っ込めのおかげで、強制給餌をしようとするとなかなかうまくいきませんでした。
ラオスでは6月頃までパトゥーサイの近くで奴らを見かけることがありましたが、パトゥーサイ周辺の植え込みが撤去されてからは一度も見かけませんでした。ラオスは2024年のASEAN議長国ということで、それに合わせて色々な場所をきれいにしています。パトゥーサイ周辺も植え込みや木が撤去され、見晴らしがよくなりました。
自然を愛する奴らは、人間の都合でそのように植物を撤去してしまう行為に腹を立てて、パトゥーサイから出て行ってしまったのかもしれませんね。
【連続投稿:922日目】
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