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❖ビエンチャンを見てんじゃん(4)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2023年3月23日)

♪サバイディー(ສະບາຍດີ、こんにちは)
ビエンチャン生活も数日が経ち、かつての感覚が戻ってきたので、夜の散歩も再開しました。とりあえず3年前と同じルートにしてみました。家から、タートルアンという金色に輝く寺院に向かい、そこから引き返してパトゥーサイ(凱旋門)まで行ってから家に戻るというルートで、歩くだけならば30分くらいです。

しかし私の場合、散歩の途中で気になったものを観察したり撮影したりするので、2倍から3倍くらい時間がかかることもあります。

以前、散歩の目的の一つはヤモリとの闘いでした。ヤモリは夜行性で、夜に光で明るくなっている場所に集まる虫を狙うため、壁などにはりついています。奴らの動きは俊敏で、しかも逃げるとき直線的に逃げず、ラグビーのバックスの選手のような動きで左右にステップを踏みながら逃げていきます。

私は奴らの動きに上手く反応することで、動体視力のトレーニングをしていました。

タイでの関心はいつの間にか「ヤモリ<カエル」となっていたので、タイではあまりヤモリと闘っておらず、ブランクがありました。それでも、奴らの動きにうまくついていくことができて、2匹ほど捕獲に成功しました。どちらも「ヒラオヤモリ」だと思います。平べったい尻尾で、ノコギリのように尻尾の両サイドがギザギザしているのが特徴です。

ヤモリはカエルと比べると、人工餌での飼育が難しく、また逃げ足が速いので、部屋の中でうっかり逃がしてしまうと、あっという間に隙間に隠れてしまい捜索困難となります。現時点ではヤモリを居候にして観察する狙いもあまりないので、2匹ともすぐにリリースしました。

その後、パトゥーサイあたりでも壁に張り付くヤモリと勝負していました。すると、壁の下の方にある垣根近くで、大きめのヤモリを発見。

大きな頭、オレンジの斑点、シマシマの尻尾が特徴の「トッケイヤモリ(ゲッコー)」です。垣根の影のせいか、奴は私が近づいたのに気づいていないようだったので、意外と簡単に捕獲できました。

捕獲したサイズは、トッケイヤモリで考えるとまだまだ子どもですね。さきほどのヒラオヤモリなどはこのサイズならば、もう十分に一人前なのですが、トッケイヤモリはかなり大きくなります。

こいつはなかなかお目にかかれないということで、居候の面接に進んでもらうことにしました。

残念ながら昨日の夜はカエルとの遭遇はなし。

ちなみに、「捕まえる」はラオ語で「ຈັບ(chab、チャブ)」といいます。タイ語では「จับ(ジャップ/チャップ)」といいます。

それでは今日はここまで。
♪ポップ・カン・マイ(ພົບກັນໃໜ່、また会いましょう)

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