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▶無『意』味・感想〔51〕◀(2023年12月17日)

(気楽で無責任なシリーズ。純粋に何となく綴った短文の塊。ほとんど意味はない感想。)

近すぎて、いつでも行けるだろうと思ってしまうがゆえに、逆に行かずじまいの場所はけっこうあるものです。

私の場合、シンガポールでもタイでもラオスでもそんな場所が膨大にあります。
せっかく海外に住んでいるのに、もったいないことは漠然と分かってはいるものの、今日こそはあの場所に行ってみようと思い立っても、出発する準備をし始めると、別に今日でなくてもいいかという気持ちが膨らんできて、結局先送りになることがほとんどです。

こういった状況を端的に示した表現として、都心に住んでいるのに東京タワーに行ったことがないというものがあります。

これをラオスのビエンチャンに置き換えるならば、ビエンチャンに住んでいるのにタートルアンに行ったことがないとか、パトゥーサイに行ったことがないという表現になると思います。

まあさすがにそれはないのですが私の場合は、タイ王国大使館に住んでいるのにMuong Thanh Luxury Vientiane Hotelに行ったことがないという表現が合っているかもしれません。Muong Thanh Luxury Vientiane Hotelというのは、ビエンチャン中心部からタートルアンに向かう途中にある大きなホテルです。ベトナム資本のホテルのようです。場所はタイ王国大使館に面している通りに入って、少し進むと左手にあります。ツインタワーの形になっていて、周囲にはそれほど高い建物がないため、遠くからでもその姿を確認することができます。夜になると最上階のホテル名と翼を広げたようなマークがオレンジ色に光って非常にきれいです。

私は歩いて10分かからない場所に住んでいるので、このホテルの近くを通ることはよくありますが、こんな素敵なホテルが近くにあるのに中に入る機会はありませんでした。

しかしこの前、勤務校の児童・生徒のピアノコンサートがあり、会場としてこのホテルが使われることを保護者の方から教えてもらいました。コンサートを見るために特別な手続きはいらないということだったので、コンサートを見に行かせていただいたのでした。ホテルの入口に近づいてから、最上階を見上げたときの光景は圧巻でした。

この前はコンサートのために入っただけですが、次はオシャレなレストランで食事をしてみるのもたまにはいいかなと思いました。ただそうやって思っているだけだと、また先送りの連続になりそうですね。

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#ラオス   #ビエンチャン

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