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▶無『意』味・感想〔126〕◀(2024年3月17日)

先月後半に一瞬訪れたルアンパバーンで買いました。色とサイズとデザインの組み合わせで納得のいくものがなかなか見つからず、ようやくルアンパバーンの空港の売店で買ったのでした。

特に気にしていたのはデザインで、せっかくルアンパバーンに来ているのだから、それが分かるものがほしいと思っていたのです。そして色々なTシャツを売っている店を回ると、「LAOSと書かれているものや「Beer Lao」と書かれているものはよく見かけたものの、「Luang Prabang」という文字がしっかり入っているものに出会えませんでした。そのため色やサイズについては、納得というか妥協という感じで、「Luang Prabang」入りを選んだわけです。

せっかく苦労して購入したので、先日出かけるときに着ようかなと思った矢先、ちょっと待てよとブレーキがかかったのです。自分が今住んでいるのはビエンチャンなので、ここでルアンパバーンのTシャツを着ていると、周囲からはどう見られるだろうという思いが頭をよぎりました。

「あの人は、多分観光客なんだろう。ビエンチャンにいるのにルアンパバーンを着てるけど、たぶん気づいていないんだろうな。」

そんな風に思われるのではないかと思ったわけです。これを日本に置き換えると、東京に来ている観光客が「北海道」とか「沖縄」と大きく書かれたTシャツを着ているようなものです。別に悪いことをしているわけではありませんが、違和感がありますね。

同様に、「I♥SG(アイラブ・シンガポール)」のTシャツを、タイで着ていたり、その逆だったりしても、やはり違和感があると思います。

そんなことを考えてしまったので、このTシャツを着てビエンチャンの街を歩くことは多分ないと思います。今思うと、あれだけ拒絶していた「LAOS」と書かれていたTシャツの方が有用だったと感じます。今回のTシャツに限らず、私は買い物などをするとき二択になって、悩みに悩んだ末に選んだ方が意外と残念な結果になることが多いですね。

また1枚、タンスの肥やしが増えてしまいました。

#この街がすき   #旅のフォトアルバム
#ラオス   #ビエンチャン

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