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❖見タイ!知りタイ!伝えタイ(67)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年6月19日)

◆見タイ!知りタイ!伝えタイ(67)◆
(HOTで湿度なタイでの現地レポート、基本HOTな食べ物や、微笑みの国ならではのHOTな心に触れる出来事など、思いつくまま紹介しますね)

♪サワディー(こんにちは)
バンコクはどうやら雨季に入ってきたようです。バンコク辺りは熱帯モンスーン気候なので、サバナ気候ほどはっきりとした雨季と乾季の差はありませんが、3月にバンコクに来た頃と比べると雨の日が多くなったように感じます。

ただ熱帯地域の雨は、激しく降りますが、そこまで長続きしないことも多いですね。それでも降るときはどっと降るので、排水設備が対応しきれずに、下水が道路に逆流して溢れてしまっている場所もあります。

そして軟弱者の私は、GRABでタクシーを予約して出勤しているので、今のところ雨季のダメージはあまり受けていません。その分、出費がありますが、バスや流しのタクシーを待つ時間、しかもどれくらい待てばよいか分からない時間にイライラすることをさけるための費用と考えると、さほど高くないように思いますね。

ちなみに、「雨季」はタイ語で「パンサー(พรรษา)」といいます。パンサーと聞くと、お笑いが好きな私は最初に3人組を連想してしまいます(3人の中でもパラパラを踊るのが上手な人が一番お気に入りです)が、もう一つ、ラオスに住んでいたときにも聞いたことがある単語との繋がりも連想しました。それが「カオパンサー(เข้าพรรษา)」と「オークパンサー(ออกพรรษา)」です。これらは仏教に関わる用語で、まずカオパンサーは漢字では「入安居」と表記されます。これは「雨季に入る(「カオ(เข้า)」の部分が「入る」)」意味であると同時に、ここから3カ月、修行僧が外での活動を控え、寺院に留まる時期のスタートを意味しています。なぜ外での活動を控えるかというと、雨が多くなり、植物が育ち、虫や小動物も活動を活発にするため、それらを誤って殺してしまうことを避けるという目的があったようです。そして、オークパンサーは3カ月の寺院での修行を終えて、外での修行を再開する意味を持っていて、漢字では「出安居・明安居」と表記されます。こちらは「オーク(ออก)」が「出る」という意味を持っていて、「雨季から出る」つまり「雨季が終わる」時期という意味でもあります。

それでは本日はここまで。
♪ラーゴーン(さようなら)

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