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【一人で勝手に旅気分】247

(過去の旅についての振り返りです)
★ 選挙看板の色の鮮やかさと選挙結果の鮮やかさはいつも連動するとは限らない(2023年1月)

今日の朝方に投稿した「❖見タイ!知りタイ!伝えタイ(号外3)❖」でも書いたとおり、本日、タイでは議会で首相指名が行われます。さらに、さきほど前進党のピタ氏のみが立候補しているという報道がありました。このままいくと、夕方の投票で第一党の前進党党首ピタ氏が新しい首相になりますね。

下院選挙が実施されたのは5月中旬だったので、そのあと新しい首相が決まるまで2カ月も経っていたことになります。

2014年の軍部クーデターの後、2019年の下院選挙では民政移管がなされたことにはなっていましたが、軍部の影響力が色濃く残っていました。今回の下院選挙はその状態をポジティブに受け止められなくなっていたのでないかと感じます。

5月中旬の下院選挙に向けた争いは、2023年になってすぐから始まっていました。1月に入り見かけるようになった青い看板は、「พรรครวมไทยสร้างชาติ 、タイ団結国家建設党、United Thai Nation Party」のものでした。現在、首相を務めているプラユット氏は2023年に入ってこの政党に合流し、5月の下院選挙に臨みました。

そして、下院選挙は4カ月以上も先でしたが、日に日に選挙看板は増えていったのでした。
私の家の近くで見かけた選挙看板のうち、乱れ撃ちのように看板を並べる政党は特に印象的でした。看板の色が黄色であることも、強いインパクトになっていましたね。

この黄色の看板の政党は「忠実なタイ人」党(The Thai Pakdee Party)の看板です。王室支持を強く打ち出している政党です。

私の家の近くで色のインパクトがあった政党は、この黄色の「忠実なタイ人党(The Thai Pakdee Party)」、青色の「タイ団結国家建設党(United Thai Nation Party)」、オレンジ色の「前進党(Move Forward Party)」、赤色の「タイ貢献党(Pheu Thai Part、プアタイ)」などでした。

しかし選挙結果は色の鮮やかさ通りにはいかない政党もあり、黄色の黄色の「忠実なタイ人党(The Thai Pakdee Party)」は0議席でした。一方で、オレンジ色と赤色は多くの議席を獲得し、第一党と第二党になっています。同じ暖色系であっても、必ずしも同じような結果にはならないようですね。

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