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▶無『意』味・感想〔4〕◀(2023年8月20日)

(気楽で無責任なシリーズ。純粋に何となく綴った短文の塊。ほとんど意味はない感想。)

何かがちょっと入り組んでいると、その様子を「カオス」という言葉でさも上手くまとめたかのように表現する手法は、安っぽく感じるので嫌いなのですが、ビエンチャンの中心部にあるナンプー広場の近くはまさに「カオス」と言いたくなります。

ビエンチャンでも数少ないモスクの一つがあるのですが、そのすぐ近くに日本風の居酒屋さんが2軒あるのです。イスラームの教えによってムスリムの人たちはお酒を飲まないわけですが、彼らが礼拝のために集まってくるモスクの近くに、お酒を提供する居酒屋があるのは何とも不思議な感じです。イスラームを象徴する三日月のマークが記されたモスクの看板と、アルコールを提供していることが伝わりやすいお酒のマークが記された居酒屋の看板とが隣り合っているのは、「平和共存」の証なんでしょうか。

さらにモスクの隣には警察署もあります。ナンプー広場付近は他にもお店がありますし、観光客も多いエリアなので、治安維持の観点から近くに警察署があった方が好都合なのでしょうか。もしかしてイスラームの過激な活動にも目を光らせているのかもしれません。また居酒屋の客とムスリムとの間でのアルコールトラブルについても、これだけ近いと抑えがききそうです。

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