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▶無『意』味・感想〔30〕◀(2023年11月26日)

(気楽で無責任なシリーズ。純粋に何となく綴った短文の塊。ほとんど意味はない感想。)

現在ラオスの首都ビエンチャンでは「タートルアン祭り」が行われています。
ラオス旧暦の12月の満月に合わせて祝われる行事で、満月を迎える1週間前くらいから、タートルアン周辺はとても賑わっています。今年の満月は11月27日の月曜日です。

タートルアン祭りの詳しい様子は別の記事で分解しながら綴りたいと思います。
昨日は夜の散歩でタートルアンの方に行ってみました。いつもなら普通の道だったはずのところに出店が立ち並んでいます。タートルアンの駐車場からJOMAまでの道の両サイドがいろいろなお店のブースになっています。食べ物・飲み物、化粧品、電化製品など色んなものが売られていて、大音量のBGMとマイクを持った呼び込みの声が途切れることがなく、まるでライブ会場です。

タートルアン祭りにはラオス各地からお坊さんたちもやってくるようで、出店で買い物をするお坊さんたちを多く見かけました。アイスを売っているお店を見ると、まだ幼いお坊さんたちがどのアイスにしようか悩んでいました。

ラオスやタイで生活する前までは、お坊さんの中でも特に上座部仏教のお坊さんというと、「阿羅漢」として自己の悟りに向かって厳しい修行ばかりしているイメージでしたが、実際にお坊さんたちの生活を見てみると、カフェに立ち寄ったり、托鉢でお菓子を受け取ったりしていました。もちろん修行の身ではありますが、ジャイナ教のような苦行主義なわけではなく、バランスをとった修行の形としての「中道」を体現していることが分かります。

お坊さんは敬意の対象ではありますが、そうした普段の生活を見ていると、彼らが一般の人間と一線を画する別次元の存在ではなく、あくまでも同じ人間なのだなと思えて、なんだか安心します。

お坊さんも時にはアイスを食べたいわけです。人間だもの。

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