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▶無『意』味・感想〔101〕◀(2024年2月15日)

(気楽で無責任なシリーズ。純粋に何となく綴った短文の塊。ほとんど意味はない感想。)

勤務校が教室を借りているインターナショナルスクール内の看板です。そこには次の5つの単語が掲げられています。

BALANCE
RESILIENCE
INNOVATION
COURAGE
RESPECT

どうやらこれらはこの学校の重点目標のようなものだと思います。看板の写真を見ると、いずれの看板に映っている人間もマスクをしているのが分かります。しかし、この学校は最近設立されたわけではありません。それにも関わらず、マスクをしている写真になっているのは、新型コロナウイルスが世界的に蔓延したあとに、これらの看板が作られたからだと思います。

ここ数年は、これらの看板と同じように、人にしても、キャラクターにしてもマスク姿になっているものがほとんどでした。看板だけでなく銅像などにも、マスクをつけていました。バンコクのスワンナプーム空港にある大きな鬼の像も全てマスクをしていました。

それは全ての人に、マスク装着の必要性を訴えかける手段の一つだったわけです。子どもなども、看板の写真や銅像がマスクをしているのを目にすれば、理屈抜きでマスク装着が大切であることを理解できます。

その後、新型コロナウイルスの収束に伴い、そういったマスク姿の写真や銅像は姿を消しています。この前の夏にスワンナプーム空港で乗り換えをしたとき、空港の鬼たちもマスク無しになっていました。

しかしこの学校の看板はまだマスク姿のままです。看板の作り替えにはもちろんお金がかかります。新型コロナウイルスが蔓延していたときは、マスク姿の写真になっていないと、子どもたちがマスクをつけなくてもいいと誤解してしまうデメリットを考慮し看板を作り替えたのだと思います。

ただ収束した後に看板がそのままであることにより、マスクを引き続き装着しなければならないと子どもが誤解したとしても、それはデメリットというわけではないので、積極的に作り替えをしようと考えていないのでしょう。

さていつまで看板をこのままにしておくのか、とても興味があります。

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