❖見タイ！知りタイ！伝えタイ（224）❖ まいに知・あらび基・おもいつ記（2023年2月22日）
♪サワディー（こんにちは）
2023年5月実施予定のタイの下院（人民代表院）選挙に向けてどんどん選挙看板が増えています。
勤務校の近くも週明けになると、新しい看板を見かけます。
その中の看板の一つが気になりました。看板の人物に見覚えがあるのです。この人は確か、2022年5月に実施されたバンコク都議会選挙に立候補していた人です。
そのときは、現職のバンコク都知事で、同じ2022年5月実施のバンコク都知事選に引き続き出馬し都知事を目指していたアサウィン・クワンムアン氏と一緒に映っていました。都知事選挙の結果ではアサウィン・クワンムアン氏は5位の得票数（214,412票、全体の約8％）で、当選したチャチャート・シッティパン氏（タクシン派・インラック政権時代の運輸大臣、1,383,620票、約51.9％）に大敗しています。
話を看板の人物に戻すと、この人は今回、政党のロゴが入った看板に映っているので、この政党から立候補しているのでしょう（ということは、この前のバンコク都議会選挙の結果は・・・）。ロゴに示された政党は「พรรคไทยภักดี、英語ではThai Phakdi Party（タイ・パクディー党）」という2021年に結成された比較的新しい政党です。
それから2023年1月31日に、新しい下院議員選挙法と政党法が施行され、今までは下院の議席500の内訳が、小選挙区350、比例代表150だったところが、今度の選挙では小選挙区400、比例代表100になるのを始め、選挙方式が前回の2019年からいくつか変更されていますね。
引き続き、下院選挙の動向をリサーチしていきます。
ちなみに、「法律」はタイ語で「ゴットマーイ（กฎหมาย）」といいます。そしてトゥーク ゴットマーイ（ถูกกฎหมาย）で「合法・適法である」という意味になります。トゥーク（ถูก）の部分が「正しい」を表わしています。
それでは本日はここまで。
♪ジューガンマイ（また会いましょう）
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