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『ファートンいきもの記』【37】

今日の「いきもの」は≪マゾヒスChick≫である。
ネパールの首都カトマンズからボランティアの山村へは長距離バスで5時間ほどかかる。そのため、途中でトイレ休憩があり、ちょっとしたお店もあって、そこに住んでいる人たちが様々な生き物を飼育していた。奴らはそこで暮していた。ここはいくつかの山を越えた場所であり、標高も高いため、水を手に入れるのは大変である。だから水は貴重なのであるが、それにしても奴らが飲み水にしていた水は決してきれいとはいえない状態であり、洗濯など別の使い方をすべきではないかと感じてしまった。しかし、奴らは自分たちを痛めつけるかのように、その水を飲んでいた。

奴の「とくしゅ(特殊能力)」は「アイアン・ストマック」である。
ネパールやインドでは、水は注意すべきものの一つである(ラオスもだったが)。一時滞在者が水道水を飲めば、望んでいなくても、かなりの確率でトイレと離れられない親密な関係になることができる。水道水だけではない、水道水で洗った野菜や果物なども注意しなければならない。そのような水の恐ろしさを物ともしない強靭な胃袋を奴らは持っているようだ。

#ヒヨコ #ネパール  
#生物がすき   #旅のフォトアルバム
(以下で今日の「いきもの」をスライドにて紹介)

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