見出し画像

▶無『意』味・感想〔149〕◀(2024年4月11日)

昨年の10月中旬に、NAGAパクソンでは2F~4Fの空き店舗スペースを利用してLAO ART WEEKというイベントが行われていました。

所狭しと多種多様な作品が展示されていて、この期間中に私は何度も足を運びました。

どの作品もインパクトがあり、とても面白いなと感じましたが、私の中で「アート」というと絵画・写真・彫刻のイメージはあったものの、染め物や衣装は「アート」というよりも「ファッション」に属するものだと思っていたので、こういった染め物や衣装も一緒に展示されていたのはとても新鮮でした。

そんな染め物の中でひと際、私が魅せられたのは、藍染めでした。かなり濃い目のしっかりとした青色でありながら、重々しい雰囲気はなく、むしろ透き通るような爽やかさを感じる藍染めの青さが、私の心を繋ぎとめ、藍染めの作品の前で長い時間過ごしていたと思います。

小さな頃から私は青色が好きでしたが、このイベントにおいて、今まで見てきた青色とは決定的に異なる魅力を持つラオスの藍染めに数多く触れ、私の青色に対する印象が大きく変わった気がします。

ただ私にとってラオスの藍染めとの出会いはこのときが初めてではありませんでした。ラオス第1期が終わり、2年ほど日本で過ごしていたとき、「青のラオス展」というイベントが東京で行われていることを知り、足を運んでいたのです。そのときはラオスの懐かしさの方が強かったのですが、そこでも藍染めが展示されていて、私は藍染めのネクタイを購入していたのでした。

その後、再びラオスに住むことになり、LAO ART WEEKで「青のラオス展」以上に、藍染めから多くの刺激を受け、藍染めの虜になったわけです。

【連続投稿:935日目】

#この街がすき   #旅のフォトアルバム
#ラオス   #ビエンチャン

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?