見出し画像

❖見タイ!知りタイ!伝えタイ(71)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2022年6月25日)

◆見タイ!知りタイ!伝えタイ(71)◆
(HOTで湿度なタイでの現地レポート、基本HOTな食べ物や、微笑みの国ならではのHOTな心に触れる出来事など、思いつくまま紹介しますね)

♪サワディー(こんにちは)
【第9次 in 寺院】「ワット・セーン・スック(วัดแสนสุข)」
本日の寺院は、名前だけで検索すると、チョンブリー県にあるリゾート地のバンセン郡の寺院がヒットすることが多いと思います。バンセンにある寺院は通称「地獄寺」と呼ばれていて、巨大な餓鬼が2体あるのが特徴のようです。このような地獄をテーマにした寺院はバンコクにいくつもあるようです。

私が今日紹介するのは同じ名前ではあるものの、地獄寺と呼ばれる方の雰囲気とは程遠く、反対に神々しさに満ち溢れている「ワット・セーン・スック(วัดแสนสุข)」です。こちらはバンコク都のミンブリー区にあります。

あと数年するとミンブリー区の方にも、高架鉄道であるBTS(通称スカイトレイン)が延長されて、こちらの寺院にもアクセスしやすくなると思います(現在、至る所で延長工事が行われています)。

バンコクの中心部から行くならば、地下鉄であるMRT(通称メトロ)のブルーライン(チャルーム・ラチャモンコン線)の「ペッチャブリー駅(เพชรบุรี、Phetchaburi)」を出発点とした場合、そこからバスの113番一本で行くことができます。ただし、バスは途中停車することも多く、時間がかかります(1時間30分以上はかかるでしょう)。ということで、現時点ではやはりタクシーをお勧めします。

私がこの寺院を訪れたのは4月の初めでした。まだ勤務校がスタートしていなかったのですが、通勤時間帯の交通事情を把握したかったので、朝6時頃にバスを乗り継いで学校に行くというリハーサルを何度かしている中、ただ朝、学校の前まで行き、再びバスに乗って帰宅するだけでは芸がないと思い、散策しながら家の方に戻る途中でこの寺院を見つけました。

運河に面した大きな寺院なのですが、私の家から学校までの道からは建物があって見えませんでした。この日は、普段通る大通りとは別の大通りにルート変更して帰宅をしたので、この素敵な寺院を発見できたわけです。

やはり朝ということで、寺院内には人はほとんどいませんでしたが、托鉢に出ていくお坊さんたちには何人も遭遇しました。そして昇っている途中の太陽の光に照らされて、寺院内の建物からも不思議なエネルギーが発せられているような雰囲気を感じました。また、寺院と接した運河の水面にも朝日が綺麗に映っていて非常に幻想的な世界が広がっていました。

こうして朝日が放つ途方もないエネルギーと圧倒的な存在感に触れていると、エジプト文明やオルメカ文明などの古代文明から始まり、様々な文明において太陽信仰が盛んであったことも、プラトンが最高のイデアである善のイデアと太陽が結び付けられて説明していることも納得できるような気がしてきますね。

ちなみに、「日の出」はタイ語で「プラ アーティット クン(พระอาทิตย์ขึ้น)」といいます。プラ(พระ)は偉大なもの・厳かなものにつけられる接頭辞で、同時に「国王、仏陀、僧侶」などを意味することもある言葉です。そしてアーティット(อาทิตย์)が「太陽」を、クン(ขึ้น)が「上がる、起こる、増加する」といった意味を持っています。それから「日の入り」は「プラ アーティット トック(พระอาทิตย์ตก)」といって、トック(ตก)の部分が「落ちる、沈む、至る、なる」といった意味を持っています。

それでは本日はここまで。
♪ラーゴーン(さようなら)

#この街がすき   #旅のフォトアルバム
#タイ   #バンコク
#ワットセーンスック      #ミンブリー

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

画像18

画像19

画像20

画像21

画像22

画像23


この記事が参加している募集

#旅のフォトアルバム

38,986件

#この街がすき

43,763件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?