❖ビエンチャンを見てんじゃん(111)❖ まいに知・あらび基・おもいつ記(2024年5月1日)◆建築現場で垣間見た多様性◆
【記事累積:2022本目、連続投稿:955日目】
<探究対象…ラオス、ビエンチャン、建築現場、レンガ>
♪サバイディー(ສະບາຍດີ、こんにちは)
ラオスでは色々な建築現場でレンガを使っているのを目にします。レンガ造りそれ自体は他の国でも見られるものなので、特に珍しいわけではありません。
しかしラオスではそのレンガの扱いが独特です。道端のレンガを見ると、無造作にレンガを運んできて、山のように積んでそのまま放置している状況がけっこうあります。中には無造作に運んだときに、レンガとレンガがぶつかってしまい、割れてしまったり、欠けてしまったりしているものが目につきます。
せっかくの建築資材として、お金を出して手に入れているもののはずなのに、どうしてこのように雑な置き方をしてしまっているのかが不思議でなりません。まあ数が数だけに一つひとつを大切に扱いすぎるというのは難しいとは思います。
それにしてももう少し、丁寧な扱い方があるんじゃないかなあと思ってしまいます。こうやって雑に扱ったことで、いくつも割れて使い物にならなくなったら、もったいないと感じるのは私だけでしょうか。
タダ同然ではないはずのレンガを、ラオスの人はどうしてここまで無造作に扱っているのか、そのナゾについては、ラオスの文化に詳しい知り合いに聞いてみないと分からないですね。
またラオスのレンガと日本のレンガでは耐久性にどれくらいの差があるのかとか、ラオスと日本でレンガの単価はどれくらい違うのかなど、量的な要素にも注目してみると、なぜ無造作に扱っても平気なのかというナゾが解明される糸口が見つかるかもしれません。
異文化や多様性というものはこんなところにもしっかり存在してるのですね。
それでは今日はここまで。
♪ポップ・カン・マイ(ພົບກັນໃໜ່、また会いましょう)
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