▶無『意』味・感想〔138〕◀（2024年3月30日）

家からそこまで遠くない所にスタバができました。遠くないとはいっても、途中に他にも行きつけのカフェはあるので、わざわざこのスタバを利用するだけでここに足を運ぶことはありません。しかし隣に韓国系のスーパーマーケットがあるので、買い物にきたついでに寄ることは結構あります。

私がよく利用するカフェは、家から一番近いCoffeeToday、夜10時まで営業している家から近いLGK、パクソン１FにあるJOMA、スタバの少し手前にあるAMAZONなどですが、これらのいずれもカップにメッセージを書くスタイルではありません。

カップにメッセージを書くというのはスタバ特有のものなのでしょうか。このメッセージはお店によって、またスタッフの個性によってバライエティに富んでいるような気がします。

たいていは短い単語が使われます。しかしこの前利用したときは、ある記号だけでした。それはいわゆる顔文字の一種で、短い縦線2本と下に凸のゆるやかな曲線1本とおまけでハートマークでした。

線3本とハートマークだけでありながら、それが組み合わせられたものによってポジティブなメッセージが作り出されていました。なぜポジティブになるかというと、その３つの線で「顔」が示されていることが分かり、さらに曲線が下に凸であるため「笑顔」を示していることが伝わってくるからです。さらにハートマークもありますから、「笑顔」のレベルも一段高いものであると感じるわけです。

私が３つの線が示しているのが「顔」だと分かったのは、3つの点が集まるとそれを顔だと脳が錯覚する現象が関係していると思います。これは一般に「シミュラクラ現象」と呼ばれています。この「シミュラクラ現象」によって「顔」だと分かり、その上で下に凸の曲線とハートマークが「ポジティブな表情」であることを教えてくれたということですね。

【連続投稿：923日目】

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