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▶無『意』味・感想〔100〕◀(2024年2月13日)

(気楽で無責任なシリーズ。純粋に何となく綴った短文の塊。ほとんど意味はない感想。)

ドンパラン通りを歩いていたら、気になるお店の看板がありました。
「361°」と表示されています。

最近、ちょうど季節の行事として旧正月の話をしていて、太陽暦や太陰暦などについても説明していたせいか、「365よりも『4』少ないなあ」という考えが頭をよぎったのです。

さらに、数字の後ろについているのは「角度」の記号のはずなのですが、「4」のイメージが先行して、なぜだか日本のジュエリーブランドが思い浮かんできたのです。

それが「4℃(ヨンドシー)」です。

そして続けざまに、昨年のクリスマスシーズン頃に見たネットニュースの記事を思い出したのです。その記事は昨年の11月下旬のもので、「4℃(ヨンドシー)」を展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツグループが、新ブランド「KAKERA(カケラ)」を発表したというものでした。

その記事を思い出したことで、新ブランド「KAKERA(カケラ)」はポジティブなイメージ、逆に以前からあるブランド「4℃(ヨンドシー)」はネガティブなイメージと結びついたのです。そして「4℃(ヨンドシー)」は私の頭の中で「-4」に置き換えられていました。

そうして通りで見かけた「361°」に対して抱いた「365よりも『4』少ないなあ」という考えを納得させてくれる答えとして、なぜか「4℃(ヨンドシー)」の「-4」のイメージが奇妙にも結びついたのでした。

しかしこのお店と「4℃(ヨンドシー)」は全くの無関係ですし、店の看板は「角度」で「4℃(ヨンドシー)」は「温度」であるため、その点でも繋がりません。

そして店の看板の「361°」という数字には、一回りと表す「360°」のさらに一歩先を行っているいるというメッセージが込められていて、英語表記は「ONE DEGREE BEYOND」になっていると考えられます。そのため、そもそも「365よりも『4』少ない」という出発点もズレていたわけです。

「361°」と「4℃(ヨンドシー)」の繋がりについて、一瞬納得した気になりましたが、それは様々な思い込みが捻じ曲がって奇妙に結びつきだったのです。

イギリスの詩人ジョージ・ゴードン・バイロンの名言に「事実は小説より奇なり」というものがありますが、今回は「事実はショウセツ(しょうもない仮説)より奇ならず」だったようです。

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