受賞しました(小説以外で)
どうも、こんばんは。
皆さんの心に宿る悪意代表こと、大枝です。
今回はお伝えするのが遅れましたが、なんと私、賞をいただきました!(小説以外で)
第五回アナデンアートコンテストにて、特別賞を授かりました。
アナザーエデンというスマホゲームの記念イベント内で発表ということで、事前に作品の写真をXに載せて投稿していたのですが、まさか自分が選ばれるとは思わずびっくり桃の木、桃屋のメンマだった訳です。
そもそもこのゲームが好きでひっそりプレイし始めたのが二年ほど前で、シングルプレイ専用という昨今の流れを逆行するシステムも非常に気に入っている所ではありました。
その中に出て来る「コロボ」というキャラクターがとても好きで、模型趣味の僕はこれを自作で作製していたんです。
ちなみにこのゲームは「クロノトリガー」「クロノクロス」と関係があり、このコロボもクロノトリガーの「ロボ」を踏襲したデザインなんだろうなぁと感じることが出来ます。
※ちなみにロボのデザインは故・鳥山明先生です。
どっこい、僕はアナデンのアートコンテストが催されているとは知らず、日頃から日常で大変世話になっている方に「こんなんやってるよ」と教えて頂いて締め切り間際にエントリーとなりました。
過去のコンテストを見ると応募総数も中々のモンだったのでまさか……とは思っていましたが、イベント生放送で特別賞として発表された際は嬉ショック死するかと思いました。
しかも司会進行がオードリーのオールナイトニッポンでお馴染みの「よっひ(Twitterはラジオだ氏)」だったので、喜びがエクスプロージョン・イン・ザ・スカイと、とにかくポストロックしてしまいました。
小さな頃、何かを造ることで荒れた家庭から現実逃避しまくっていた僕は「大人になったらジオラマを造るんだい!(金かかるから)」
と意気込んで、小学生向けのジオラマ制作本を読み漁っているような子供でした。
流行りのガンプラもいいけれど、自分にしかない世界を造ってひたすら眺めていたいなぁなんていつも想っていました。
大人になってから(それもここ数年)チマチマ造るようになって、何かを形にすることに段々慣れて来て、やっとそれらしいモノが作れるようになって来たかなぁ……と思っていた矢先の受賞だったので、とにかく大変嬉しかったのです。
小さな土台の上に自分だけの世界が作れたら、きっとそこでは両親が喧嘩をしまくっていたり、同じ屋根の下の家族がバラバラだったり、ビール瓶で割られた窓ガラスが飛散していたりする世界じゃない、僕だけが知っている楽しい世界に行けるような気がしていました。
結局逃げることなんて出来なかったけれど、その頃に色々な夢想をして現実逃避していたから今もモノを作るのが好きなのかも。
なんというか、大人になった今の自分というよりも、子供の頃にジオラマの土台になる「スタイロフォーム」や「芝生パウダー」「ミニスケールの木」なんかを指を咥えて眺めていた自分に、おめでとうと言ってあげたくなりました。
みんなが目指すような大きな夢は理解出来ない子供だったのですが、その頃に憧れていた誰も見向きもしないような小さな夢をひとつ叶えられた自分が、この賞の受賞者なんだろうなぁと思ったりしています。
前置き長くなりましたが、特設サイトで僕の作品が紹介されていますので、みなさん小説家としての大枝岳志ではなく、模型野郎(プラモボーカル)の大枝岳志の作品を見て頂けると、大変喜ばしい限りでござんす。
模型に限らず、アートコンテストの領域は幅広く、イラストや音楽や小説(しょうせつ!!)、等もあるので是非ほかの受賞者さんの作品も見て頂けたらと思います。
※リンクを踏むと受賞作品とコメント紹介ページに行けます。
ではでは!
次こそは……小説で賞を……。
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