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国語の問題じゃなくて小説の問題でもない

その辺で仲間たちと話しをしていた花子は、「2500円の物を買った時の消費税がわからない」と仲間たちに質問した。

一斉に話し始められると脳がパニックを起こすので、個別に話しを聞くことにした。


Aはスマホの電卓機能を使い、2750円と答える

Bは1000円札と500円玉を置き、それぞれにかかる消費税を目の前で計算し、どれにどれくらいの消費税がかかるか説明を始めた。

Cは「例えばビールの500ミリ6缶パックと味の違うミンティアをレジに5個持って行ったとするよね」と切り出した。


さて、花子はどの答えに「なるほど!」したのでしょうか。

花子は何を求めていたのか、どんな状況だったのか、それはすぐさま金額を知りたいだけだったのか、それとも金額の出し方を知りたかったのか?

問題をどこに置くかで、答えって変わるんだなぁと思いました。

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