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ショートショート広場

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一話完結〜数話完結の短編集を載せています。 あなたの息抜きのひとつに添えて頂けたら嬉しいです。
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#読書

【小説】 ワニと盲目、そして棍棒 【ショートショート】

 ロダは細工にちょうど良さそうな木の棒を村の隅で拾い、誰かの落とし物ではないことを目線を…

大枝 岳志
2週間前
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【小説】 ドアマンの憂い 【ショートショート】

 劇場のドアマンがその職に就いたのは独裁者の気まぐれからであった。  とある演説後、独裁…

大枝 岳志
2か月前
12

【小説】 夏。収穫アルバイト 【ショートショート】

 高校生活最後の夏休み。受験勉強そっちのけでアニメを観ていた僕は、ある作品の影響からカッ…

大枝 岳志
2か月前
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【小説】第二秘書浅見賢太郎 【Ⅰ】

 ここに、とある人物の手記がある。  決して上手いとは言い難い文字や文章を見る限り、日記…

大枝 岳志
3か月前
9

【小説】 空気「正常」機 【ショートショート】

『冷め切った家庭内、ギスギスした部署内、腐敗し切った上層部の空気にも!』  そんな謳い文…

大枝 岳志
5か月前
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【小説】 平穏な爆弾 

 先ほど、爆発物を仕掛けた。  それも駅前ロータリーのタクシー乗り場の脇に堂々と、誰の目…

大枝 岳志
6か月前
7

【小説】 Loss 【一話完結】

 少年は息も凍りそうな夜に、窓枠にしがみついたまま長い間外を眺めている。  眩いほどの喜びを感じた夜の記憶がまるで昨日のように蘇り、少年はまだかまだかと心待ちにしていたのだ。   昨年の同じ日の、深夜だった。「サンタ・クロース」は大きな袋の中に沢山の玩具を詰め込んで、この小さな町にやって来た。  家族が寝静まった真夜中に、家のドアをノックする者がいた。  少年の父はベッドから身を起こし、すぐにショットガンを手に玄関へ向かった。 「メリー・クリスマス。この家には煙突がなくて困

【小説】 感嘆符 【ショートショート】

 ベルトコンベアの上を延々と荷物が流れて行く。同じ形で同じ重さの、同じ商品達。  5分に…

大枝 岳志
9か月前
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【小説】 ブンガク・イズ・デッド 【ショートショート】

 土曜日の晴れた空の下、私は愛読書である日本文学全集38「太宰治」を携えて公園へと杖をつ…

大枝 岳志
1年前
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【小説】 ショットスポット 【ショートショート】

 ナイス、シャッター。藪の中に身を這わせながらフェンスの奥へバズーカのようなレンズを向け…

大枝 岳志
1年前
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