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ドラゴンビューティー

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どこか「未来っぽいもの」 その種になりそうなもの。
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#コラム

ファッションって、身体の働き方改革だったのか⁉️

人の身体って、 「生きるための道具」ですよね。 移動したりする「脚」 何かを掴む「手」 音を聞く「耳」や モノを見る「目」とか、 他にも身体は、 いろいろ生きるための仕事をしますよね。 もし効率的に考えるなら、 ファッションは、 アスリートの様に、 限りなく動きやすい服や、 暑さ寒さを補助する道具、 第二第三の皮膚であれば、 良いかもしれませんよね。 花柄も星の様に光る石も、 全部、無駄かもしれません。 でも、 わたしもデザイナー(インテリア) だったから思うんです

カ オ カ オ が行く

最近、 顔の見えないプロフィールを良く見かける。 「顔を隠した方が作品に注意が向くから」と、 モデルの顔を隠したデザイナー、 マルジェラの影響なのか。 それとも、 「神を描くな、偶像崇拝するな、 重要なのは、神が言っていることで、 顔は気にするな、信仰の邪魔だ!」という、 ユダヤ、イスラム式なのか。 子供の頃読んだ本に、 最古の完全犯罪 「被害者の首を持ち去った殺人事件」 というのがあった。 DNA鑑定などない時代、 顔が無いと、被害者を特定できない。 すると

羽根のある人は、間違いない

食べログや口コミは、 怪しい時もありますよね…。 そこにnoteの存在意義、 SNSに対して、 「別の見方を、見える化する場所」 でもありますよね。 さて、 より確かな 「美味しい店の見分け方」は? ★女子が溢れるイタリアンは間違いない★ 野菜が新鮮で美味しい。 やはり、噂より本能でしょうか。 ★親父が溢れる焼き鳥屋は間違いない★ ネタが大きく職人肌の大将がいる。 親父はネット票を気にしない。 そして大将の背中には、 「使い込んだ団扇の羽根」が生えている⁉️ そう

道具を使うと「キレイ」が生まれる

道具というものは、 素直だけれど、ある意味では頑固。 決してこちらに合わせようとはせず、 「自分を上手く使って!」と暗に要求してくる。 (うちの猫もそうですけど) 道具は頑固だから、 こちらが、それを、 上手く使えるようになるしかない。 はじめは少し苦労だけど、 上手く使える(付き合える)ようになると、 不思議なことに「何かが」 キレイになってゆく。 猫と上手く付き合える様になると、 優しい私になれる、 みたいな(笑) 身のこなしだったり、 心構えだったり、 受け

動物総選挙とペットの歴史

あっという間に 衆院選挙も終わりましたね。 選挙と言えば、思い出すのは、 以前、立候補者の看板を背に、 ご主人の帰りを待っていた、 2匹の子犬の姿です。 まるで、 「私たちは、公約を守ります!」と、 立候補している様でした。 私たちは、 選挙で自分たちに「役に立ってくれる人」を選ぶけれど、 それは動物に対しても同じかも知れません。 実はむかし、 イヌは この世界に存在していませんでした。 存在していたのは、 犬の祖先である、 オオカミだけでした。 ところがあ

聖ガンジスの様に

私たちが経営する エステティックサロン「シエナ」では、 ゲストのカルテが壁一面を占め、 厳重に管理されている。 新しい顧客システムを導入するため、 過去のデーターを移行する必要があり、 スタッフだけでは追いつかず、 わたしも慣れない手つきで、 顧客データーを入力していた。 これは外部に任せたくないからだ。 <職業欄> 会社員、事務、金融関係、デザイナー、 営業職、楽団員、NPO、主婦、経営者、 ダンサー、医師、歌手、弁護士、学生、 アナウンサー、教師、公務員、研究職、 自

あのページには「200万年分の衝撃」があった

今まで読んできた全ての本の中で、 めくった全てのページの中で、 わたしにとって、 もっとも衝撃的なページがある。 子供の時、 まだ小学校に上がる前。 近所に、よく遊びに行く、 幼馴染みの家があった。 その家の主人は勉強家で、 家にオモチャはなかったけれど、 その代わり、 本がたくさんあった。 5歳のわたしは、 遊びに行く度に、 片っ端から本棚の本を選び、 ページをめくっていた。 決して、 読んでいたわけじゃない。 ただただ、ページをめくっていた。 兎に角、片っ端からめ

「 虹色の ヤル気 」  どこにあるの?

未咲は、 清く、正しく、食欲旺盛な子。 牡蠣には、あたらなかったのに、 蟹に、あたったってしまった。 「マコトシヤ蟹」だったから。 マコトシヤ蟹は、 小さくて見えないけれど、 寝ている間に、耳の中に入って、 噂を、マコトシヤカニ囁き、 思い込みを感染させる蟹。 体に害はないけれど、 朝起きると、 「ヒトは皆、 そもそもやる気を持っている」と マコトシヤカニ、信じる様になる。 純粋な子が感染すると、 混乱して自分を責めやすい。 ※ 蟹にあたってから、 未咲は、なかな

「殻」を脱ぎ捨てると…。

「9月ですね、あっという間に夏が終わり………、 と書きかけ、……ん? ・「間」を埋めるために、 ・「もっともらしい事」を、 ・「自動的」に、 言いたくなってしまう頭、 書きたくなってしまう手、 理性を置いて行くカラダ? 何かをしていないと、 ・やっている感、 ・感じている感、 ・生きている感、 が弱いのかなぁ。 体感がないと、寂しいのかなぁ。 「蝉が鳴かないと夏を感じない」 のかなぁ。 それが、 人間なんだから…、と、 適当に誤魔化す? でも本当は、 その下に、

映画 「感じる?」それとも「観る?」

映画「ドライブ・マイ・カー」を観てきました。 ※ ネタバレ無し 面白かったので、多くの人にススメたい。 私の影響は知れてるけど、 これはススメるべきかなぁと思う。 「面白かった」のは、 「興味深かった」し、 「考えるに値する」し、 「いい問いかけだった」し、 「もっともらしくない」 からかも、 「感情的な共感を誘わない」 からかも、 「観客を受け身にさせない」 からかも、 たぶん 「そういうものは、面白い」 のだろう。 たぶん 「世界は今、それを求めている」

「 脳 内 最 近 」 チャーリー・ワッツ

「 健康 」 は 「 腸内細菌 」から、 「 未来 」 は 「 脳内最近 」から、 と言うわけで、 「 脳 内 最 近 」私の脳内では最近、 あんなことや、こんなことが、 よぎったり、ひっかっ掛かったり、 しながら生きてますという。 「脳内の空模様」 または 「調理中の料理」 みたいな 妄想、雑記、デッサン、ですかね。 ここ最近は、 「チャーリー・ワッツ」が亡くなったので、 脳内で、岩のように転がり続けているんですよねぇ、 ゴロゴロ、ゴロゴロ・・・、 ゴロゴ

大きな声では言えない、すぐに忘れて・・・。

きっと役に立つことだと思うの。 出来ることなら、上手く伝えたい、 でも、簡単じゃぁ無いのよね・・・。 だから「独り言」だと思って。 あなたは、それをたまたま聞いただけ、 すぐに忘れて・・・。 ついこの前のことよ、 ヒトに変化が起きたのは。 この前って、 19世紀末のことね。 歴史からすれば、ついこの前のことよ。 フロイトが、ヒトの内面に目を向けるまで、 「 本当の わたし 」って、 あったと思う? わたしはね、 フロイト以前の人類に 「本当の わたし」っていう考

過去って、どこまで許せます?

あなたは、服を、いつまでとっておきますか? あなたは、過去を、どこまで許せますか? 「過去の過ちを許さない社会」 お好きですか? いわゆる不祥事、 オリンピック関連の辞任などが続いたけれど、 原因が「過去の過ち系」 では、過去の過ちって、 どこまでなら、許されるのでしょう? 成人まで? それとも小学生まで? まあ、これは不毛な議論、 年齢の問題じゃないのでしょう。 では、ここで視点を変えて 「恩赦」 元号や大統領が変わる時みたいに、 「それはあったけれど、まあ無か

今と未来の間には 怪物がいる

立ち止まってもいいよ、 でも その「立ち止まり」は回避? その「立ち止まり」は縮小? その「立ち止まり」は後退? それとも 「 THE END ? 」 立ち止まってもいい、 よじ登る前提なら いつの時代も、 今と未来の間には、怪物がいるんだ。 <昼> 2020オリンピック、TOKYOの夏は暑い。 この蒸し暑さは、意識を後退させる。 わたしは 豊洲行き「ゆりかもめ」の中へ逃げ込んだ。 逃げ込んだやつに、目的地なんて無い。 ただ暑さを回避しただけだ。 頭の中