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2023年6月の記事一覧
まぼろしの朝/バックエイカー (‘76)
Morning Comes / Buckacre (‘76)
イリノイ州出身の5人組、バックエイカーのファーストアルバム。中西部出身ながら、サウンドは正統派のウェストコーストロックである。コーラスワークもバッチリ、ストリングスも導入され、まさに’70年代中期の音である。
地元でローカルバンドとして実績を積み、アトランタでMCAレコードによって見出された。プロデュースはロンドンにてグリン・ジョンズ
サザン・ロックのすべて/ヴァリアス・アーティスツ (‘77)、サザン・ロックのすべてⅡ/ヴァリアス・アーティスツ (‘78)
The South’s Greatest Hits / Various Artists (‘77)、The South’s Greatest Hits VolumeⅡ/ Various Artists (‘78)
キャプリコーン・レコードからリリースされた、サザンロックと呼ばれるアーティストのコンピレーション盤。’77年に第一弾、’78年に第二弾がリリースされた。
この時代のコンピレーション盤は、
恋は万華鏡/プリシラ・クーリッジ (‘79)
Flying / Priscilla Coolidge-Jones (‘79)
リタ・クーリッジの姉であり、ブッカーT・ジョーンズの奥さんである、プリシラ・クーリッジの通算4枚目のアルバム。彼女は’70年ごろから夫のブッカーT・ジョーンズとアルバムを制作しており、’73年の作品を最後にリリースから遠ざかっていた。
本作はその後、’79年にキャプリコーン・レコードからのリリースである。
サウンドは
ロック・ユア・ソックス・オフ/ボビー・ウィットロック (‘75)
Rock Your Sox Off / Bobby Whitlock (‘75)
ご存知デレク・アンド・ザ・ドミノスのキーボード、ボビー・ウィットロックの通算4枚目のアルバム。ダンヒル・レコードからリリースされた初期の2枚は、今では入手困難となっているが、コンピレーションCDとして、入手可能である。このCDは以前にも紹介させていただいたので、過去の記事をご覧いただけたらと思う。
オープニングを飾
シャンペン・ジャム/アトランタ・リズム・セクション (‘78)
Champagne Jam / Atlanta Rhythm Section (‘78)
スタジオミュージシャンからバンドになり、単なる地域特性のサザンロックではなく、活動後期にはAORっぽい曲で、素晴らしい楽曲を残したアーティスト、アトランタ・リズム・セクションの通算7枚目「シャンペン・ジャム」を紹介しようと思う。
初期のデッカ・レコード時代の2枚のアルバムは、ややハードな印象だが、ポリドール
ストラッティン/エルヴィン・ビショップ (‘75)
Struttin’ My Stuff / Elvin Bishop (‘75)
以前紹介したギタリスト、トラヴィス・ワーマックもかなりのスワンプ野郎だが、今回紹介するエルヴィン・ビショップも負けず劣らずのギタリストである。
ポール・バターフィールド・ブルース・バンドのギタリスト〜サンフランシスコでエルヴィン・ビショップ・グループと、活動の拠点を移動しながら、キャプリコーン・レコードへ移籍し、ソロ作
トラヴィス・ワーマック/トラヴィス・ワーマック (‘72)
Travis Wammack / Travis Wammack (‘72)
言わずと知れたマッスルショールズのフェイム・スタジオのギタリスト、トラヴィス・ワーマックのファーストソロアルバム。
17才にして初ヒットとなる「スクラッチー」をリリースし、’60年代はフェイム・スタジオのセッションギタリストとして、多くのレコーディングに参加した。そこで培ったフィーリングは、本作にも反映されており、ファン
アナザー・ロードサイド・アトラクション / アウトロウズ (‘76)
Another Roadside Attraction / The Outlaws (‘76)
初期アウトロウズのブートレグ・アナログ盤。Discogsによると、リリースは’76年とのことである。ジャケットも全員が並んでいるように見えるが、よく見るとメンバーの写真の切り貼りである。収録曲から判断すると、’76年頃のライブで間違いはないように思う。初期のライブでよく演奏されていた「ソング・イン・ザ・