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シャンペン・ジャム/アトランタ・リズム・セクション (‘78)

Champagne Jam / Atlanta Rhythm Section (‘78)
スタジオミュージシャンからバンドになり、単なる地域特性のサザンロックではなく、活動後期にはAORっぽい曲で、素晴らしい楽曲を残したアーティスト、アトランタ・リズム・セクションの通算7枚目「シャンペン・ジャム」を紹介しようと思う。

初期のデッカ・レコード時代の2枚のアルバムは、ややハードな印象だが、ポリドール・レコード移籍後は、AORよりの楽曲が増えてきた。前作「ロックンロール魂〜A Rock and Roll Alternative」から本作の頃がバンドとして一番油の乗っていた時期だろう。

冒頭の「ラージ・タイム」はレーナード・スキナードを歌った曲で、アップテンポの軽快なロックンロールである。その他、シャッフルのタイトル曲「シャンペン・ジャム」もオススメである。
当時、「シャンペン・ジャム」という名のイベントも開催されていたようであり、この時代が如何にサザンロックに追い風が吹いていたかが想像できる。

オリジナル US盤
裏ジャケット
ベースはリッケンバッカー

‘80年代の初頭までが主な活動期間であり、その後は’00年代になってからもアルバムはリリースされている。
サザンロックやAORというカテゴリーよりも、ソングライティングや演奏は見事なバンドであった。

A面1曲目「ラージ・タイム」をどうぞ。

超オススメ!絶対買うべし。

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