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【たけポン通訳ガイドに挑戦!?北海道旅!その3】

【ルスツ2日目!】
本日も安定の快晴、特に上着を着ずに外へ出ても少しは耐えられるぐらいの寒さだ。
気温は-5度。なかなかこんなに暖かいことはないと、宿主ご夫妻と話しつつ、本日もスキーに出発だ!


今日は完全にイーストエリア&イゾラエリアに絞って滑走する。
昨日よりもさらにクリアに見える景色を眺めながらの滑走が気持ちいい。
ココの魅力は、コース外の滑走が自己責任の上で認められているということ。ハードなところまでは行きたくないが、折角なのでちょっと冒険してみることにしようか。
まずは、リフトから見える、なんとなく面白そうなところから。
がっちり固まっている雪に四苦八苦しながらも、谷の底へ降り立ち、まるでハープパイプのようになっているところで遊びながら降りる。
さらに帰る前、イーストエリアのゴンドラに沿って伸びる谷筋に滑走跡が続いているのを発見。
谷に降りるときは急斜面。立ち木にぶつからないように慎重に谷底まで降りていく。
先駆者たち?の滑走跡もあるので、それについていけばよほど迷うことはない。
というより、谷筋に降りていけばゲレンデに出ることが出来るコース設計なので、コースアウトのしようがないのも事実だ。
恐らく夏場は小川でも流れているかも?と思わせるところを滑る林間滑走。



時折軽くジャンプできるようなアップダウンもあったりして、自然の地形を楽しむことが出来る。
しかも、結構なロングコースになる(体感だが、林間部分だけでも1.5kmぐらい?)
あまりの楽しさに、ラスト一本を追加。
ただ、しんどい思いをして最後を締めたくないので、途中まで通常コースで降り、迂回できるコースを開拓。
そうすれば滑走距離も伸びるし、さらに満足感が増えた。

道の駅近くの売店でお昼を軽めに済ませて、レンタルスキーを返し再びリゾートの近くへ。
そして再びルスツリゾートへ入ってみる。ちょっと気になっていることがあったのだ。
昨日、ナイター終わりに見つけたモノレール乗り場。どうやら無料で乗ることが出来るようなので、試し乗りしてみよう。


ホームで待つこと暫し、3両編成にお客をそれなりに乗せて、モノレールがやってきた。
跨座式かつ車内にレールの部分(多分モーターなどが入っている)が盛り上がっているタイプ。東京モノレールが、確か同じような形だったな。椅子がロングシート状に、窓の方を向いて設置され、景色を楽しめるような配置。
国道を隔てて東西に分かれるリゾートのアクセス用のため、ルスツ利用者は無料で使えるとしている。僕はれっきとした利用者だが、特にチェックなどないので使おうと思えばだれでも使えてしまうというのは面白い。

ゴットンゴットン、という固い乗り心地だが、中間駅(利用者がいるばあいのみ停車)もあり、国道をくぐるトンネルありで、なかなか面白い。スキー場へのアクセスも兼ねるため、室外にスキー板やボードを乗せるラックもあるので、ゴンドラリフトとモノレールのあいの子みたいな雰囲気だ。
終点に到着しても大して用事はないので、サラリと見て帰っていく。
ふと思い立ち、中間駅で下車。車を止めているところもそこからほど近い。
トンネル(国道)をくぐり、カーブ&急勾配上にあるなかなかハードな駅。ホームも階段状になっている。よく見たらラックレール上になっているようなので、勾配にも対応できるのだなと合点し、見送った。


さて、待ちに待った温泉タイムだ!昨日に行ことした留寿都温泉は浴槽が小さく土日は混むとのことなので、少し足を延ばして真狩温泉へ。
まだ15時なのに夕方な雰囲気になるのは北海道ならでは。
ここは、なんといっても露天風呂から目の前にドン!と見える羊蹄山。
しかし、露天風呂は設備不具合のため湯を張っていない(泣)
とはいえ、サウナ⇒水風呂⇒外気浴のセットはやはり最高。新雪ではないものの、雪の上にゴロリと寝転がってみたりと、冬の北海道ならではの温泉を楽しんだ。

大満足で今夜も宿泊の旅人宿・ほうぼうへ。
ちょっと眠かったので昼寝をして、夜ご飯の時間だ。
今日のメンバーは、ルスツでスキーをしにやってきたご夫婦。そして、小田和正似の男性、かってに小田さんと呼ばせてもらう。
実は昨日、エリアも違うものの、ダメもとでほうぼうのオーナに、道東のフクロウを中心とした野生動物の情報を知らないか?と聞いたところ、その時は思いつかなかったものの、小田さんのことを思い出して呼び出してくれたのだとか。
わざわざ夜に、1時間以上も掛かる小さな町からわざわざ僕に教えるために来てくれたのだ。
奥さんがとても写真を撮るのが好きだったらしく、毎月のように道東へ出かけては、さまざまな野生動物などの撮影をしていたとのこと。ただ、その奥さんは昨年に亡くなり、もう出かけることもなくなったものの、その思い出を呼び起こして、僕にそのスポットを教えてくれた。
元教員ということもあり、とてもわかりやすく教えてくれて、フクロウ以外にも様々な情報を得ることが出来た。
恐らく撮影ポイントは口コミベース広がるのが基本で、なかなか情報収集には苦戦していたので、とても生の情報は有難い。


これで明日からのツアーの準備もかなり整った。ツアーガイドという初めての経験に少しドキドキと、ワクワク感を胸に、眠りについた。

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