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徳島・美馬ワ~ケーション旅! その1

とある日、FacebookでGPSランナーナオキさんが自身も登壇するイベントの情報をシェア!しかも、市の補助で、ワ~ケーションをするということであれば、旅費の半額補助が出る!という超お得な情報も。これは行くっきゃない!!
ということで、サクッと行ってくることにしました!

前夜はオランダからご滞在のお友達親子と大盛り上がり。ちょい寝不足気味での出発だ。前夜に、すでに別れの挨拶は済ませておいた。
常連ゲストさんの車に便乗させてもらい、関ケ原駅まで。
米原行き列車で旅をスタートさせた。
普段なら新幹線など目もくれないのだが、補助は出ることだし、そもそも先を急がねばイベントに間に合わないので、一気に岡山まで新幹線でぶっとばす。


今や貴重な存在となった、米原から岡山までの直通ひかり535号に乗車…と言いたいところだったが、なんとトラブル発生。名古屋駅構内の信号機器トラブルのため、大幅に遅れる見込みとのこと。
不思議なのは他ののぞみ号やこだま号は、多少の遅れはあれど、走っている。後続のこだま号があるので、そちらに乗るようにとの案内なので、とりあえずそちらに乗車。
まあ、これでも途中でのぞみに乗り換えれば充分に間に合うので支障はない。

確実に座れるように、京都で乗り換え。次ののぞみ号は直ぐにやってくるが、自由席は長蛇の列。ふと発車案内を見たら、その後にも広島行きのぞみがやってくる。
岡山からの予定の南風号には、こちらでも間に合うのを確認し、ならば…とそちらに乗ることにした。
続行運転ののぞみ号であれば、後続の方が空いているのは想像がつく。
満員ののぞみを見送り、悠々とコーヒーを買っていたら、面白い放送が。
「次ののぞみ号は、大幅遅れのひかり号のお客様救済のため相生駅に停車いたします!」
え?相生??
こりゃ、ちょっと面白いことになったぞ!
相生は当然のごとく、のぞみは普段止まらない小駅。こだま号もしくは日中は、各駅停車の役割を果たすひかりが止まるだけで、勿論、さくらやみずほにもスルーされる。
これはレア列車に乗れるな…と思ったのもつかの間、ふと気づく。

岡山の南風号への接続時間は8分。
新幹線が1駅停車すると4分ほど延びるとすると、接続時間が非常に微妙なラインだ。
しかも、新大阪手前で信号待ちしたこともあり、結局2分遅れで新大阪を出発。
幸い、接続列車だし、新幹線⇒在来線なら大丈夫か?と腰を落ち着ける。

姫路を出て、加速してフルスピードに達しないぐらいで直ぐに減速。
ここはホントに駅間距離が短い。
レアなのぞみ号から見る相生駅の景色を堪能。あ、写真撮り忘れた。
僅かな停車で、大急ぎで発車。遅れをなるべく最小にしようと頑張っているだろう。

接続をします!と車掌さんからの放送もはいり一安心。しかし、できればここで昼食をゲットしたいので、階段に近い号車へ移動。到着と同時にホームに飛び降り、新幹線構内の駅弁屋さんへ。迷う暇もなく弁当をゲットしてミッションを達成し、悠々と南風号の車内へと入った。

3両と短い編成の南風号。しかし、自由席は窓側は満席でなんとか通路側に席を確保。
瀬戸大橋を眺めつつ弁当でも…と企んでいたが、仕方がない。四国に入って途中の宇多津や、丸亀でも乗車があり、デッキは立ち客で埋まる盛況だ。
指定席の状況がわからないので何とも言えないが、ちょっと編成を短くしすぎているような気がする。

阿波池田では徳島線特急、剣山に乗り換え。
2両と短い編成だが、流石に自由席もガラガラだ。
国鉄特急気動車の最後の生き残りと言える、キハ185系。高速化された他線区とは異なり、ローカル線である徳島線や牟岐線にはちょうどいい性能なのだろうか、変わらず今も走っている。

ここでようやくお昼ご飯。瀬戸内名物のあなご飯を、四国のど真ん中、山間の景色を眺めつつゆっくりと頂く。


それにしても、この徳島線、勝手に地図を見た印象から、人気の少ない山中の川沿いを走っていく路線だと思い込んでいたが、案外開けた景色。
もうすでに沿線を流れる吉野川はそれなりの川幅を有していて、乗車している間、川を渡るシーンは見られなかった。
吉野川の川運で栄えたのだろうか?沿線には木材工場も時折みられる。


穴吹に到着。
イベント会場のADLIVまでは、ここから川を渡って反対側。
やけに立派な造りだが歩行者専用という、贅沢な橋を渡る。
どうやら昔は渡し船があった模様。川向かいの中心部と、駅を結ぶ重要なポイントだからこんなに立派な橋を架けたのだろうか。


会場のADLIVに到着。ここは、シェアオフィスとワ~ケーション向けのゲストハウスやイベントスペースが一体となった複合施設。元々は印刷工場だったのを、生まれ変わらせたらしく、随所に工場らしき名残は残っている。
恐らく、美馬市が本気でワーケーションに取り組む中で作ったのだろう。箱モノを作るだけでなく、ワーケーションをしようとするフリーランスなどに対しての補助も手厚く、今回、そのお陰で往復交通費と宿泊費の半額の補助を頂いて、気軽に来ることが出来た。

ドミトリーとしてはなかなか広めの空間。場所によっては天井が高いところもあり、なかなか快適な空間に仕上げられている。
さて、もうすぐイベント開始時間。どんなイベントなのだろうか?(全く概要を見ていない)


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