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いつもの生活・俳句づくり

ここ数日は心の病の問題について世間に物申すような記事を書いていたが、今日もいつもどおりのデイケア通いだ。

ケースワーカーさんからは「もうデイケアに来なくてもいいんじゃない?」とか言われたことも有ったが、デイケアに午前中だけでも行って帰ってくることによって、生活のリズムが整い一日のバランスが取れる。行かなかったらだらけた時間を過ごして昼夜逆転になるかもしれない。

今日はデイケアで特にnoteは書かず、俳人の金子兜太氏の「俳句入門」という文庫を読んでいた。ちょうど半分読み終わったところだ。

しばらく前に自己流で電子辞書の歳時記を使い、俳句を作ってNHKの文芸選評や毎日新聞の毎日俳壇に投句してみたが、初心者なので見事に落選。ということで一から基本を学ぶことにした。

だいたい分かったと言いたいが、金子兜太氏は東京帝国大学卒業で確か日銀に勤めていたらしく、彼にとっての簡単さは素人にとっては非常に難しく、少々難儀しながら読み進めている。これは俳句を作っては本を読み、再度作っては読みの繰り返しをするしか無い。初心者向けの俳句本もあるのではあるが、水準というものを知りたいというクセのある自分にとっては、一流の選者が選んだ句をなるべく見てみたい。と言いながら、まだ二三句作っただけなので偉そうなことはいえないが。

今日は金子兜太氏の文庫を熟読し、「これが名句か!」と学校の教科書の句を凌ぐ切れ味に驚いていたのだが、そうこうしているうちに時間が来てデイケアから帰宅した。

さっきファミリーマートのタピオカミルクティーを飲んでくつろいでいたのだが、このあとは昼食を取り、少し仮眠して本題の水彩画制作に入らないといけない。なかなか描く気が持続しないのが難点だが、父や訪問看護師さんといった人が結構褒めてくれて「絵をやりなさい!」と素人のおしりを叩くので、これはほふく前進でもいいから描き続けたい。

正直言うと、俳句はデイケアのプログラムがあまりに簡単すぎるので、飽きたのと同時に半分怒ってしまい、長年自分の程度で物事に取り組めない状況が続いたので、俳句ならそうそうたる人たちがやっているからOKだという感じで始めることにした。

とはいうものの毎日デイケアでの3時間を俳句ばかりに集中しては居られない。つまりは飽きるのだ。ということで大人の学び直しとして数学も始めることにした。とりあえずどっちかに決めろよ!という声も聞こえてきそうだが、デイケアでのインテリごっこと名付けて、好きなことを好きなようにやってみることにした。別に俳人や数学者になるわけでもあるまいし。

という訳で、療養生活を続けながら俳句は公募の入選を、数学は少しずつでも進めて、ゆくゆくはプログラミングを学ぶのが夢だな。

まだ、50代半ばだから、老いるまで間がある。やることを絵画制作と俳句と数学に絞って体調も考えてマイペースで勧めていきたい。

いや、別の記事を読まれた方は、「こいつは過激派か?!」とか思っているんじゃないのかな?(ー_ー;)

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